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陸自オスプレイ配備、駐屯地の地権者が“工事差し止め”を求めて提訴へ

自衛隊の輸送機・オスプレイを配備するため、佐賀空港に駐屯地を建設する工事について、配備に反対する地権者が、工事の中止を求める訴えを起こすことになりました。


◆オスプレイ工事、地権者が差し止め求める
佐賀空港へのオはスプレイ配備をめぐっては、今年5月、地権者でつくる協議会が3分の2以上の賛成で土地の売却を決定しました。防衛省は土地の売買契約を結び、先月12日から佐賀空港の隣接地に駐屯地を建設する工事を進めています。これに対し6日、オスプレイの配備に反対する地権者が、工事の差し止めの仮処分を佐賀地裁に申し立てることを明らかにしました。



◆「協議会」に売却の権限はない?
裁判のなかで、土地は地権者の共有地で売却には全員の同意が必要な上、そもそも協議会には土地を売却する権限はないと訴えていくということです。

原告の1人古賀初次さん「理解に苦しむやり方だ。乱暴なやり方でここに住んでいる市民のことは全然おかまいなし」

今後、賛同する地権者を増やし来月中に仮処分の申し立てを行うことにしています。

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