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福岡の絶品“冷やしラーメン”コレクション2023夏【2】

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今夏、“絶対に!”食べておきたい、福岡の「冷やしラーメン」を紹介する第2弾。前回に続き、「しっかりとダシを取った冷製スープの“汁ありタイプ”であること」、「楽しめるのは夏のみ。定番のラーメンを差し置いてでも今頼みたい絶品の冷やしラーメンであること」のテーマで2店、玉川町「らーめん はや川」、東比恵「中華そば かなで」を選出しました。どちらも実力店だけに、冷やしラーメンにおいても、さすがと唸る完成度。早速いきましょう。

らーめん はや川(玉川町)

味噌ラーメンが有名な「はや川」で今夏デビューした冷やしラーメンは清湯系の“塩”。昆布をベースにした冷製スープと貝柱のうまみを詰めた塩ダレを合わせ、タレと共に丼に張る油にもカツオ、サバなどの節系の風味を効かせた一杯です。麺は京都の有名製麺所「麺屋 棣鄂」の中太麺。さらに具には豚肩ロースと鶏チャーシュー、穂先メンマ、五色あられ、生姜氷が入っています。

らーめん はや川冷やしラーメン塩

これらスペックを聞いただけでも“そそられる”でしょうが、さらに食欲を刺激する情報をお教えします。

実は「はや川」、例年冷やしラーメンにも“めちゃくちゃ”力を入れている店なんです。
というのも、先に言ったように看板メニューが味噌ラーメンにつき、どうしても暑い夏場は客足が落ちる(といっても行列店ですが)ということで、店主の谷口しんさんはこれまで、多数の冷やしラーメンを開発してきました。昨年は5~9月の間でなんと7種類もの冷やしラーメンを用意。煮干しや梅風味など、さまざまな味わいの中で、一番人気だったのが「塩」でした。それをさらにブラッシュアップし、自信を持って1本に絞ったのが今夏の「冷やしらーめん塩」(950円)なんですね。

スープを飲むと、ひんやりした中でも幾重にも広がる魚介、貝類のうまみ、コクがしっかりと感じられます。塩味の入れ方が絶妙で、スープとのバランスを考えて余分な脂身を削ぎ落としたチャーシューもおいしいですね。生姜氷が少しずつ溶けていき、よりさっぱり味へと変化するのを確かめるように、レンゲで何回もすくい最後の一滴まで完食しました。

らーめん はや川味噌ラーメン

熱々の「濃厚味噌らーめん」(900円)ももちろんオススメですが、9月末までに限定“冷やし”もぜひ試していただきたいです。

中華そば かなで(東比恵)

島根県・奥出雲町「井上古式じょうゆ」を使った鶏ダシの中華そばが看板メニュー。毎週火曜日は鶏白湯専門店「まつ尾」と屋号を変え、3月から始めた土、日曜限定の朝ラー(6:00~9:00)でも話題を集めている店です。

中華そば かなで冷製煮干しそば

そして、例年楽しみにしているファンも多い冷やしラーメン「冷製煮干しそば」(930円)が今夏も登場しました。

スープは、長崎県産のセグロ(カタクチイワシ)の煮干し、昆布、シイタケ。仕上げに煮干し油も加えた“ニボっぷり見事”な冷やしラーメンです。「冷たいスープのラーメンは、どうしても水っぽい印象になりがちなんですが、それを解消するのがしっかりとした“出汁感”だと思っています。たっぷりの煮干しをひと晩かけて水出しした後、くさみ、えぐみが出ないよう火入れは短く。1杯あたり50g以上の煮干しが入ってる計算になりますね」と話す、店主の松尾龍太郎さん。

中華そば かなで 素材(煮干し)

煮干しが全面に出ていても、しつこすぎず、体にスゥ~と染み渡る印象を受けるのは、煮干し油のベースを植物性の油にしていることにも由来しています。

具は低温調理のレアチャーシューに、ミョウガ、オクラ、ヤングコーン、アオサなど。ネギは生ではなく一度茹でて斜め切りしたものを添えています。さりげないポイントですが、全体のバランス、食感を考慮した細かい手仕事が感じられていいですね。麺も流水ではなく、氷水にさらしているので、キンキンに冷えていてコシも強くおいしいです。

そのほか、多の津にある系列店「中華そば かなで~煮干し編~」では、また異なる冷たい麺「冷やし担々麺」(880円)も登場しています。こちらも食べてみたいですね。

中華そば かなで メニュー表

らーめん はや川
福岡市南区玉川町11-11 コア高宮 1F
092-554-7474

中華そば かなで
福岡市博多区東比恵2-8-23
092-441-1886

店舗名:らーめん はや川
ジャンル:鍋
住所:〒815-0037 福岡県福岡市南区玉川町11-11 コア高宮 1F
電話番号:092-554-7474
営業時間:11:00~OS14:30/17:30~OS21:00(日曜~OS20:30)
定休日:第2水
席数:カウンター4席、テーブル6席
個室:なし
メニュー:濃厚味噌らーめん900円、濃厚味噌つけ麺1,000円、海老味噌つけ麺1,200円、海老まぜそば1,000円、冷やしらーめん塩950円

URL:https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400202/40046222/
店舗名:中華そば かなで
住所:福岡市博多区東比恵2-8-23
電話番号:092-441-1886
営業時間:11:00~OS15:40/17:00~OS21:10(土・日曜のみ6:00~9:00も営業)
定休日:なし
席数:カウンター5席、テーブル12席
個室:なし
メニュー:中華そば830円、塩そば850円、汁なし担々麺880円、冷製煮干しそば930円
URL:https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400101/40041152/

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この記事を書いたひと

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