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カレーをこよなく愛する「バタチキラバー」が集う居心地の良い店

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「バターチキンカレー」は、インドの首都デリーにあるレストランが発祥といわれる比較的新しいカレー。北インド地方には牛乳やヨーグルなどを使う食文化があり、バターや生クリームを使ったマイルドな味わいが特徴です。福岡に数あるカレー店の中でも、これ一本で勝負しているのが、その名もズバリ「バタチキラバー」。警固本通り沿いに建つ古いビルの2階で、店主兼カレー職人のかなさんとご主人の夫婦2人で切り盛りしています。

バタチキラバー_店主

もともと料理を作るのも食べるのも大好きだったというかなさんは、東京から福岡への移住を機にフードプランナーとして独立。バターチキンカレー好きが高じてインドまで勉強に行った際にその奥深さに触れ、間借りカレー店を経て2020年3月に「バタチキラバー」をオープンしました。

バタチキラバー_バタチキ

渾身の自信作「天使のバタチキ」(1,200円)には、そんなかなさんの思いとアイデアが詰め込まれています。「和食のように毎日でも食べられるような、やさしい味を目指しました」と、"和印折衷"がコンセプト。インドで学んだ本場のスパイスカレーに鶏や野菜の出汁を加え、副菜にもかつお出汁や昆布出汁、柚子ごしょうなど、和の食材に独自のアレンジを施しています。「バタチキ」といいながらもバターは使わず、胃腸にやさしいインドのオイル「ギー」を使用。ターメリッククミン玄米に野菜たっぷりの副菜が添えられ、身体の中から元気になれるようなワンプレートです。
この日の副菜は、柚子ごしょうのポリアルにイチゴのライタ、仙台麩のアチャール、新ショウガと赤玉ネギのスパイスマリネなど。ライスの上には「うずらのスパイス味玉」(100円)をトッピングしました。辛さは甘口が基本ですが、特製辛味スパイス(+50円)を加えて辛口にすることも。また、バターと生クリームを使った「悪魔のバタチキ」(1,500円)も数量限定で食べることができます。

バタチキラバー_ナン

カレーに付いてくるのは自家製の米粉パンで、お皿に残ったカレーを最後までぬぐって食べることができます。また、小ぶりなサイズの「自家製米粉ナン」(200円)も焼いてくれます。

バタチキラバー_チキン

サイドメニューとして用意されているのが、手羽元をヨーグルトとスパイスに漬け込んで低温調理した「タンドリー風チキン」(250円)。写真の「自家製七味」と「やみつきスパイス」の2種類があり、こちらもオススメです。

バタチキラバー_つまみ

7月からは週5日の営業となり、そのうち4日はスパイス酒場「夜のバタチキ」をスタート。写真の「パリパリピーマンのスパイス熟成みそ」や「雲仙ハムのクミンソテー」(各300円)などのスパイス料理に合わせて、厳選した日本酒のペアリングを楽しむことができます。

バタチキラバー店内

白壁に囲まれた店内はカフェのような明るい雰囲気で、2人の気さくな接客も心地いいフレンドリーな空間。そんな場所に、昼も夜もカレーをこよなく愛する「バタチキラバー」が集まってきます。

バタチキラバー
福岡市中央区警固2-15-1新警固ビル2F
092-775-5559

店舗名:バタチキラバー
ジャンル:カレー
住所:福岡市中央区警固2-15-1新警固ビル2F
電話番号:092-775-5559
営業時間:11:30~OS14:30/18:00~OS21:00(日祝日は昼のみ)
定休日:水・木曜
席数:カウンター4席、テーブル6席
個室:なし
メニュー:天使のバタチキ1,200円、悪魔のバタチキ1,500円、うずらのスパイス味玉100円、自家製米粉ナン200円、タンドリー風チキン250円、おつまみ300円、日本酒600円
URL:https://www.instagram.com/butter_chicken.lover/

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この記事を書いたひと

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