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下水道代1470万円を1企業に誤請求、“汚水負担金”の解除を怠る

福岡県北九州市は事業所1社から下水道の使用料1470万円を誤って多く請求していたと10日、発表しました。還付加算金を含めて約1500万円を返還しました。


◆2019年に負担金の解除を申請→承認されていた
北九州市によりますと、下水道の使用料として約5年間にわたり計約1470万円を誤って多く請求していたということです。市は、基準値を超えた汚水を出す事業所に対して、水質を改善するための負担金「水質加算使用料」を請求しています。この事業所は、2019年6月に水質が改善されたとして負担金の解除を申請、市から承認されていました。


◆北九州市が手続きを怠り「誤請求」が続く
北九州市は負担金を解除する手続きを怠り、この事業所に請求し続けていました。今年7月に市が負担金の対象事業所を調査する過程で誤請求が発覚。市は10日、還付加算金を含めて約1500万円を返還したということです。

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