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マリオット系新ホテルが福岡に開業~部屋に“バスタブ”無しで温泉街へ誘導?

大手ホテルチェーン「マリオット・インターナショナル」が手掛けるホテル「フェアフィールド・バイマリオット・福岡うきは」が福岡県うきは市に31日、オープンしました。地域経済活性化の起爆剤として期待されています。

全国の道の駅の近くにホテルを建設するマリオット


31日にオープニングセレモニーが行われ、福岡県の服部知事などが出席しました。

福岡県・服部誠太郎知事「世界ホテルを展開しているマリオットインターナショナルが運営されるホテルなのでインバウンドの皆さんもマリオットの力でたくさん、うきは市に呼び込んでいただけるものと心より期待している」

ホテルのすぐそばには道の駅があります。マリオット・インターナショナルは、2020年から全国の道の駅の近くにホテルを建設していて、九州では3か所目、福岡への進出は初めてとなります。うきは市への進出は、道の駅が九州・沖縄で8年連続で人気1位であることや、一年を通じてフルーツを堪能できることなどが評価されました。

部屋にバスタブはなし→温泉街の利用で地域経済が潤う?


客室は51室あり、1泊1万6130円からとなっています。

RKB本田奈也花「実はこのホテル、ロビーにキッチンはあるもののレストランはありません。さらに部屋の中にはバスタブがないんです」

宿泊に特化しているのには狙いがあります。お風呂は、原鶴温泉などの温泉街を、食事やお土産は、道の駅をはじめとした地域の店を利用してもらうことで地域経済の活性化を図ります。

インタマリオット・インターナショナル日本&グアム担当・カールハドソンエリアヴァイスプレジデント「外国人の旅行者ゲストの皆さんは、日本の旅館に宿泊するということを非常に好まれるゲストの方々が多いです。それと同時に心地よく過ごすことのできる欧米スタイルのホテルもまた好まれるという傾向があります。ぜひ欧米スタイルの心地よい部屋でおくつろぎいただきたいと考えております」

地域経済活性化の起爆剤として期待が高まるホテルの進出。今後、うきは市なども協力してタクシーを増やすなどインバウンドに対応していく考えです。

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