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【図解】学業めぐり叱責“教育虐待”背景にあった?両親を殺害したとされる長男(19)の妹「父と母の最後の声が聞きたい」

教育熱心な家庭で育った長男「父親は何度も刺され、母親の刺し傷は心臓に」

検察側の冒頭陳述によると、長男が事件にいたったのは次のようないきさつだったという。

子供の頃
・被告は小学生の頃から父に叱られ厳しい対応をされ、悪感情をもっていた
・いつか仕返しをしようと中学生から殺意を抱いていた

 

大学入学後
・1年生の後期に成績が下がった
・成績は努力次第で上げられると思ったが、きっかけがなければ父を殺せないと思った
・これまでの父からの仕打ちの報復から殺害しようと決意した

 

事件前
・父から成績を見せるよう言われたが無視していたが、両親が被告の家へやってきた
・成績について母も見ている前で叱られた
・再度実家を訪れるよう言われ、3月9日に行くと約束した
・実家に帰ればまた叱られる、その時に殺害しようとネットでナイフを購入

 

 

事件当日
・被告は朝、ナイフやピックなどを持ち、返り血が目立たないよう黒の服を着て自宅を出た
・実家へ帰ると成績について父から叱られた、母も一緒に聞いていた
・父の話が終わり、ナイフを出し持つと、父の背後から腕を回して刺した
・逃げる父を追いかけてまた刺す
・母が被告をとめようと前に立ったため、邪魔な母を排除しようと殺意を持って刺した
・父はウッドデッキへ逃げ仰向けに倒れていたが、手足が動いていたため確実に殺害しようとまた刺した
・父が動かなくなったのを確認すると、近所の人に見つからないよう、父の遺体を家の中へ。ウッドデッキの血を洗い、血がついたカーテンを洗濯カゴへ入れた
・母の刺し傷は心臓まで達していた
・被告は服を着替え、山口まで逃走

 

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