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豚熱感染 過酷な殺処分作業 熱中症か?体調不良を訴える人が相次ぐ 佐賀の養豚場

佐賀県の養豚場で家畜伝染病の豚熱の感染が確認されたことを受けて農林水産省が、九州の7県全てをワクチン接種の推奨地域に設定すると決めました。一方、殺処分の作業中に体調不良を訴える人が相次ぎ、佐賀県は「安全第一で残りの作業を進める」としています。

九州をワクチン接種の推奨地域に


農林水産省は5日午後、豚熱の防疫対策会議を開き九州7県をワクチン接種の推奨地域に設定することを決めました。これで、北海道を除く46の都府県がワクチン接種の推奨地域に指定されたことになります。
 

殺処分は75%完了


佐賀県では5日午前9時までに7649頭の殺処分を終え残りはおよそ2600頭だということです。災害派遣されていた陸上自衛隊はけさまでで任務を完了して撤収しました。

過酷な作業 熱中症か体調不良を訴える人も


過酷な作業が続く中、4日の日中には4人、4日夜から5日朝にかけては3人が体調不良を訴えていて、いずれも熱中症とみられています。会議では安全を第一に残りの作業を進めていくことが確認されました。
 

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