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公正取引委員会 家具卸売トップ「関家具」に立ち入り調査

福岡県大川市の家具卸業「関家具」が、公正取引委員会から立ち入り調査を受けました。オフィスチェアなどの販売価格を値下げしないように取引先の小売店に圧力をかけた疑いが持たれています。

商品の値下げしないよう圧力か


公正取引委員会の立ち入り調査を受けたのは、大川市に本社を置く家具の卸業界最大手、「関家具」です。関係者によりますと、関家具は、取引先の小売店に対し遅くとも2020年ごろからオフィスチェアなどの商品を値下げしないように指示して圧力をかけた疑いがあるということです。
 

独占禁止法違反の疑い


値下げ販売した小売店に対して卸売り価格を高くしたり出荷停止を示唆したりすることは、再販売価格の拘束にあたり、独占禁止法で不公正な取引として禁止されています。

関家具「事実を真摯に受け止め調査に協力していく」


関家具の広報担当者は、公正取引委員会の立ち入り調査を受けていることを認めた上で、「事実を真摯に受け止め調査に協力していく」とコメントしています。
 

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