PageTopButton

20分間は“燃えない木材”従来製品の変色する課題を克服し建築材へ

品質が劣化しにくい不燃性の木材を、福岡県の研究開発機関と企業が共同で開発し、報道陣にお披露目されました。
完成したのは、燃えないように加工を施した「不燃木」という「不燃木材」です。


◆難燃剤を注入した木材
「不燃木材」は燃焼を抑制する「難燃剤」と呼ばれる薬剤を注入した木材で、これまでは時間が経つと薬剤がにじみ出るなどして、美観を損なうことが課題となっていました。


◆薬剤のにじみ出しを抑えた
「不燃木」には薬剤のにじみ出しを抑えた新しい難燃剤が使われていて、「加熱後20分間燃焼しない」という条件をクリアした「不燃材料」として、九州で初めて国土交通大臣の認定を取得したということです。「不燃木」は、来年5月に共用を開始する八女市役所の新庁舎の内装材にも採用が決まっています。

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう