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透明感のあるモッチリうどんに圧倒!旬を凝縮する「豊前裏打会」の人気店

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北九州のうどん店「津田屋官兵衛」発祥の、独自のコシがある麺が自慢のグループ「豊前裏打会」。グループ内で同じ小麦粉や出汁を使いつつ、チェーン店ではないので各店毎に店主のこだわりが見えるのが特徴です。福岡市内にも「大地のうどん」や「うどん和助」などありますが、今回は薬院の「萬田うどん」を訪ねてみました。

萬田うどんの店内 萬田うどんの店内2

店内は天井が高く広々としており、一見うどん店らしからぬ空間にびっくり。大きな窓から緑が揺れる庭を眺められ、ゆったりリラックスできます。カウンターやテーブル、またソファーの席も3つあるので子ども連れにも良さそうです。

萬田うどんざるうどん

注文が入ってから切りたて茹でたてを味わえるのが「豊前裏打会」のこだわりの一つ。そのこだわりを存分に満喫できるのはやっぱり冷たいうどんです。「ざるうどん」(600円)を頼むと、透き通るようなつやつやのうどんに一瞬で心を奪われてしまいました。この透明度は24~48時間かける熟成の成せる技。さらに一口食べるとモッチリとした弾力の奥にコシがあり、つるんとした喉越しの良さに驚きます。ふわふわの福岡のうどんともコシが強い讃岐うどんとも異なる、独自の進化を遂げるうどんはちょっと衝撃的。うちは『豊前裏打会』の中でもしっかり熟成をさせていて、コシがありつつもしなやかな麺を目指しています」と店長・立石麻耶さんが教えてくれました。

萬田うどんの看板メニュー萬田うどん

定番のごぼう天に豪華なトッピングをのせた「萬田うどん」(1200円)は、ボリューム満点。羅臼昆布、花かつお、サバ節などをたっぷり使った香り高い出汁は一口飲むと体の隅々まで染み渡るような美味しさです。ごぼう天は揚げたてサクサク! また長芋ではなく、まるで練り物のようにねっちりと弾力のある大和芋を使っているのも好みでした。

萬田うどんの黒板

また「萬田うどん」は“旬”を大事にしていて、季節限定メニューも常時4種類ほどあります。「牛もつの天ぷらぶっかけ」や「舞茸天とすだちのぶっかけ」、「どんたく明太子の中弥」の明太子を使った「めんたいバターうどん」などそそられるメニューばかり!

萬田うどんの季節メニュー

悩んだ末に今回は「黒豚のすき焼きとすだちのうどん」(1,200円)をチョイスしました。鹿児島産黒豚の脂の甘味を楽しめるすき焼き風うどんは、別皿でついてくるすだちをきゅっと絞ってみると、濃厚な出汁にさやかな酸味が加わり新鮮な味わいに! 重たくならずに最後までスルッと食べられます。

白金にある八百屋「八百将」の野菜や黒豚など、上質な素材を使う「萬田うどん」。うどんを待つ間に、昼は天ぷら、夜は豊富な単品をつまみながら一杯やる、そば前ならぬうどん前も楽しめます。今後の予告メニューも黒板に書かれていて「豚バラと白菜出汁のうどん」「牡蠣のたらこ煮うどん」などこれまた美味しそう! 今度はどれを食べようかな~とワクワクしながら店を後にしました。

萬田うどんのメニュー

萬田うどん
福岡市中央区薬院2丁目13-33
092-781-8041

店舗名:萬田うどん
ジャンル:うどん
住所:福岡市中央区薬院2-13-33VIP薬院1F
電話番号:092-781-8041
営業時間:11:30~OS15:00/17:30~OS 21:00
定休日:火曜、第1・3水曜
席数:カウンター5席、テーブル28席
個室:なし
メニュー:黒豚のすき焼きとすだちのうどん1,200円、萬田うどん1200円、ざるうどん600円、釜揚げうどん600円、月見うどん600円、かつ丼800円、舞茸の天ぷら450円、さつまいものポテトサラダ500円
URL:https://www.instagram.com/mandaudon/

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この記事を書いたひと

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