今年4月、東区松島にあった本社と工場を糟屋郡篠栗町に移転させ、さらに進化を続けていると話題の「やまや」。その本社・新工場に併設された、めんたいこを楽しむ体験型施設「Yamaya Factory Terrace」が、9月1日、遂にグランドオープンしました。UMAGAではその魅力を2回に分けて徹底レポート! 第2回目は、辛子明太子がおかわり自由となるランチビュッフェやカフェメニューを楽しめるレストランをご紹介します。
篠栗町の新名所。プチドライブにも最適!
篠栗町の新名所として注目されている「Yamaya Factory Terrace」へは、福岡市の中心部から都市高速を経由して20分ほどで到着します。篠栗町や米ノ山を一望する高台にあり、ロケーションも抜群! 約200台の無料駐車場も完備しており、プチドライブにもぴったりの距離ですよ。真っ白な大階段を上り、施設内へと足を進めましょう。
明太子や九州の食材を楽しめるレストラン
画像提供:丹青社、撮影:石井 紀久
施設内は3つのエリアに分かれており、「工場見学」や限定商品も並ぶ「マーケット」の魅力は第1回記事でお届けした通り。今回はマーケットの奥にある「レストラン」をレポートします。
レストランフロアは広々と開放的で、明太子カラーのストリングカーテンで装飾された天井も目を引きますね。席を確保したら、タッチパネル式のセルフレジで注文・会計を済ませ、番号札を受け取ってメニューの出来上がりを待ちます。キャッシュレス決済となっているので、その点は注意してくださいね。
11~15時は明太子がおかわり自由に!?
レストランの目玉は、11時から15時まで提供される「めんたいビュッフェセット」(1,280円~)です。このセットを注文すると、ビュッフェコーナーに並ぶメニューがすべておかわり自由に! 嬉しいことに、やまやの「できたてめんたい」も好きなだけおかわりできますよ。その他、九州産や朝倉産を中心としたリーフサラダ、ミニトマト、キャロットラペ、旬の野菜、やまやの明太子を使ったポテトサラダやマカロニサラダなどもズラリと並んでいます。セットの出来上がりを待ちながら、食べたいものをよそっておきましょう。
私の大好きな「できたてめんたい」がおかわり自由なんて夢のよう! こちらは168時間漬け込み熟成した後、一度も冷凍していない……すなわち、できたての一番美味しい状態の辛子明太子なんです。隣には、契約農家で栽培する九州産「三池高菜」を使った自家製のからし高菜もありましたよ。やまや特製の唐辛子と九州産本醸造醤油、6種類の国産だし素材で味付けしているので、これがまた美味しいんですよね~。
この日は5種類のドレッシングが並んでおり、「マーケット」で販売しているやまや特製の「めんたいドレッシング」や「乳酸菜のパンドレッシング」もありました。自由に飲めるお茶は3種類あり、内容は日によって変わるそう。この日は、朝倉「製茶所山科」の煎茶、ほうじ茶、八女「中村園」のレモングラス緑茶というラインナップでした。
ビュッフェコーナーにはその他、炊きたてご飯ややまやの「うまだし」を使ったお味噌汁、お茶漬け用のうまだし、海苔、アラレなども用意されていて、もちろんすべておかわり自由。これはすごい、無限にサラダとご飯がすすんでしまう……!
「めんたいビュッフェセット」を実食!
さぁ、番号が呼び出されたので受渡口に取りに行きましょう。私が注文したのは「めんたいビュッフェセット」の「九州産鶏もも鉄板焼き」(1,800円)です。セットには「できたてめんたい」も1本丸ごと付いてきます。ビュッフェコーナーで選んだメニューも盛り付けるとこんな感じに。ボリュームありますね。
まずは「できたてめんたい」をご飯にのせていただきます。プチッと弾ける音が聞こえる程に圧倒的な粒感、柚子の豊かな香り、そして旨味が口いっぱいに広がって幸せ~。それに「匠のたれ」(やまやの明太子を漬け込むたれ) に使われている肉厚な昆布も添えてあり、これがまたうまいんです。ご飯には九州産の米を厳選しており、この日はふっくらツヤツヤの佐賀県産さがびよりでした。新米の季節には、やまやが自社で育てているお米も登場するそうですよ。
九州産のもも肉は鉄板で焼き上げられており、皮目はパリッ、身はプリッとジューシー! まずは何も付けずにそのまま味わうと、鶏の旨味がたちまちに溢れ出しました。続いてはお皿の端に添えられた特製スパイスやトマトベースのガーリックソースを付けてガブリ。特製スパイスはうまだしとエアドライめんたい(乾燥させた明太子)を混ぜて作っているそうで、こちらもお肉によく合います。
10~17時は軽食・カフェメニューも
また、10時から17時までは軽食・カフェメニューも注文できます。「できたてめんたいパスタ」(1,180円)といったビュッフェなしの単品メニューが用意されていて、写真はできたてめんたいを丸ごと1本トッピングした「できたてめんたい釜玉うどん」(880円)です。明太子を絡めてちょうどいい味わいになるよう作られているそうで、塩辛さなどもなく、まろやかな旨味とつぶつぶとした食感がたまりません。麺はコシのある讃岐うどんで、添えられた「めんたいのり」のアクセントもいいですね。
自慢の明太子で作る明太バターをたっぷりとサンドした「焼きたて明太フランス」(480円)も人気メニューの一つ。サクッと歯切れよく、もっちり柔らかいソフトフランス生地も、明太バターの美味しさを引き立ててくれます。
その他、熊本「福田農場」の「大人のレモネード(塩レモン)」(写真) や、佐賀「友桝飲料」の「スワンサイダー」(各480円)など、“Made in KYUSHU”なドリンクや「やまや蒸留所」のサワーなども揃っていましたよ。旬の果物を使った季節限定商品「果樹蔵季節のタルト」(650円~)も登場するそうで、楽しみは尽きません。
新名物・めんたい味のソフトクリーム!?
お腹いっぱいで大満足……と思ったのもつかの間、最後に見逃せないメニューを見つけてしまいました。なんと、めんたい味のソフトクリーム(380円)です。「ミルク」「めんたい」「めんたい&ミルク」という3種の味が揃い、私は「めんたい&ミルク」をチョイス。「めんたい味って何!?」と恐る恐る口に運んだものの、これはびっくり、美味しいです! ミルク味のソフトクリームにエアドライめんたいを混ぜ込んでいるそうで、じわじわと広がる唐辛子のピリピリ感がクセに。明太子風味のお菓子「博多さくふわり」もトッピングされていて、甘じょっぱさがいいですね。
レストランから外に出た先はバルコニーとなっており、思わず写真を撮りたくなる眺めのよさ。下へ続く螺旋階段もフォトジェニックです。
ちなみに、お茶やめんたいのり、一部のドレッシングやうまだし、博多さくふわりなどのお菓子は、レストラン横の「マーケット」でも販売していますよ。レストランをはじめ、すべてにやまやのこだわりと“Made in KYUSHU”への想いが詰まった「Yamaya Factory Terrace」。次のおでかけはここで決まりですね。
この記事は「明太子のやまや」の提供でお届けしました。
※*第1回記事は ▶コチラをご覧ください。
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