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太陽光発電で余った電力→水素→「燃料電池バス」に活用~営業運転が始まる

九州電力と九州大学は14日、余った電気で作った水素を利用する水素燃料電池バスの運行を始めました。実証事業としての運行ですが運賃も徴収する九州で初めての営業運転です。

太陽光で余った電力を活用

 

福岡市西区の九州大学伊都キャンパスではきょう、水素を使って発電してモーターを回す水素燃料電池バスの実証事業の運行開始式が開かれました。九電と九大が使うバスは、太陽光発電などで余った電力を活用して、九大の水素ステーションで製造した水素を利用するのが特徴です。大量に蓄電しにくい電気を水素としてためる形です。

約5キロの区間を夕方に2往復

 

九州電力・池辺和弘社長「電力は大量に貯めることが難しいため、この十分に活用できていない電力を最大限に活用して水素を製造するという観点から、今回の実証はカーボンニュートラル実現に向けて大変意味ある事業と考えております」

 

 


水素燃料電池バスは九大伊都キャンパスとJR筑肥線の九大学研都市駅の約5キロの区間を夕方の時間帯に1日2往復運行します。水素燃料電池バスの営業運転は九州で初めてです。

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