「飛ばされた生徒が金網の下に」「男はよろよろと車から出てきた」“走る凶器”に登校中の女子高校生が巻き込まれる
福岡県宇美町で21日朝、歩行者の列に軽乗用車が突っ込み、登校中の女子高校生など9人が病院に運ばれました。このうち女子高校生1人が顔の骨を折るなど重傷です。
「倒れた金網の下に女の子が…」「何人かはねてここに」
福岡県宇美町に設置された防犯カメラの映像です。画面右側から白い車が減速することなく走り抜け、歩行者が次々に巻き込まれる様子が確認できます。午前8時15分ごろ、福岡県宇美町で「女子高校生を連続でひいた」と複数の目撃者から警察に通報がありました。
目撃者「音がして出てきたらブロック塀が壊れて金網も倒れていた、その下で女の子が倒れていた」
目撃者「バス停と自動販売機の間をぼんぼんって。タクシー会社の前で何人かはねてここにぶつかった感じ」
女子生徒1人は一時意識不明の重体に
RKB若松康志「走ってきた車が女子高生をはねた後、停車しました。ブロック塀が壊れていて衝撃の大きさをものがたっています」
警察によりますと、軽乗用車が対向車線の路側帯を越えて28歳の男性会社員をはねた後、数十メートル走りながら高校生を次々にはねて停車したということです。この事故で高校生7人と男性会社員、車を運転していた男の9人が病院に運ばれました。このうち女子高校生1人が顔の骨を折るなどの重傷を負い、一時、意識不明となったものの、その後、意識は回復したということです。そのほか女子高校生3人が大けが、残りの高校生と男性会社員は軽傷です。また、病院に運ばれていないもののけがをした人が数人いるとみられています。
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