大地震などに備えて本社機能を地方に移転する首都圏の企業を誘致しようと、福岡県北九州市は「バックアップ首都構想」を進めています。そのプロジェクトチームが戦略案を市長に報告しました。
プロジェクトチームが戦略案を市長に報告
北九州市のプロジェクトチームは、27日、「バックアップ首都構想」の戦略案を武内市長に報告しました。バックアップ首都構想は、巨大地震など大規模な災害に備えて、本社機能を地方に移転する首都圏の企業を北九州市に誘致するものです。
移転のメリット アピールする必要性
戦略案では、災害の少なさなど北九州市に移転させるメリットをアピールすることや企業のニーズにあったプレゼンをすることが必要だとしています。
市長「知られていない」
北九州市 武内和久市長
「企業誘致していますけれど、災害の少なさも知られていないしこれだけ集積されていることも知られていないし、これだけの生活環境があるということも知られていない」
北九州市は今後、産業用地など都市基盤の整備や、力を入れている環境分野での潜在能力を活かしたいと話しています。
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