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昭和の面影が残る西新商店街にある庶民的な町の蕎麦屋

暮らしグルメ

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「天神ビッグバン」をはじめとする様々な再開発計画によって福岡市内の各所でアップデートが行われ、21世紀型の街並みに変貌を遂げようとしています。そんな中で、昭和の時代から変わらぬ面影を残している通りの一つが「西新商店街」。かつてはズラリと並んでいた「リヤカー部隊」といわれる名物の出店こそほとんど姿を消しましたが、今でも様々なショップや飲食店が軒を連ね、庶民的な商店街の活気は失われていません。
そんな西新商店街の藤崎寄りにある蕎麦屋が「蕎麦処 草八」です。本店は大分県日田にあり、およそ20年ほど前に西新店として開店。以来、福岡の蕎麦好き、日本酒好きにはよく知られている町蕎麦の名店です。

草八_店内1 草八_店内2

店は西新商店街に面したビルの奥まった場所にあり、初見ではやや分かりにくいかもしれません。店内は民芸調の内装で、階段を上がった2階には予約専用の座敷も用意されています。1階のカウンター、テーブル、小上がりの掘りごたつ席だけでも充分広く、毎日昼間から賑わっている地元の人気店です。

草八_店内3

見逃せないのが、全国から取り寄せる地酒の品揃え。カウンターの上にズラリと並べられた一升瓶はなかなかに壮観で、日本酒好きならその銘柄を見ただけで思わずニヤリとするラインアップです。定番の銘柄以外にも「店長の隠し日本酒」と称する限定酒もあるので(1人1杯限定550円)、気になる人は気軽に尋ねてみてください。

草八_メニュー

全国の銘酒を迎え撃つ酒肴にも抜かりはありません。メニューに書かれた料理は定番から旬の食材を使ったものまで40種類ほどもあり、酒好きにとっては飲まずにはいられない品揃えですね。

草八_料理1

最初に注文したのは「健康おからサラダ」(500円)。おからにコンニャク、枝豆、ベーコンなどの具材とともに、たっぷりの蕎麦つゆが入っています。わざわざ「健康」と銘打つだけあって、出汁の原料や調味料はすべて国産無添加のものを使用しているそうで、酒肴ながらヘルシーな一品です。

草八_料理2

そして、めっきり寒くなったこの時期に食べたくなるのが鴨料理。メニューには「鴨鍋」(1人前1,200円)もありましたが、蕎麦前に軽く食べたいので「鴨のホイル焼き」(850円)を注文しました。たっぷりの出汁を入れたアルミホイルで蒸し焼きにした国産鴨はジューシーな食感で、冷酒にも燗酒にもよく合います。

草八_ざるそば

蕎麦は北海道産を中心におよそ1年分の玄そばを仕入れ、糸島にある自社精製所の低温保冷庫で保管しているそうです。毎日使う分だけを大型の石臼で丁寧に製粉して、天神店と西新店に配送。それぞれの店で、挽きたて、打ちたて、茹がきたての「三たて蕎麦」が食べられるというわけです。
「ざるそば」(800円)はコシがありながらツルリとした喉ごしが楽しめ、そばつゆは出汁の香りを利かせた味つけ。そばちょこに残ったつゆはそば湯で割って最後の一滴まで飲み干しました。

草八_かけそば 草八_天盛り

温かい蕎麦は「かけそば」(800円)に、「えび天盛り」(850円)を別添えで注文。まずは滋味深いそばつゆの味とサクッと揚げられた天ぷらの食感を楽しんだ後、天ぷらを投入して一気に啜り上げました。
平日限定メニューとして、ざるそばかかけそばに小鉢、えび天、じゃこ飯、蕎麦、香物、甘味が付いたお得な「ランチコース」(1,100円)や「丼セット」(950円)もあり、味もボリュームも大満足できる内容。西新商店街に来たなら、是非とも立ち寄りたい町の蕎麦屋です。

蕎麦処 草八 西新店
福岡市早良区西新5-15-28New8西新1F
092-843-8711

店舗名:蕎麦処 草八 西新店
ジャンル:蕎麦
住所:福岡市早良区西新5-15-28New8西新1F
電話番号:092-843-8711
営業時間:11:30~OS14:30/17:30~OS21:00
定休日:不定
席数:カウンター4席、テーブル12席、掘りごたつ12席、座敷16席
個室:なし
メニュー:ざるそば800円、かけそば800円、ぶっかけおろし1,000円、鴨南1,500円、海老天盛り850円、とり天丼900円、そば味噌150円、おからサラダ500円、にしん棒煮600円、鴨のホイル焼850円
URL:http://souhachi.info

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