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旅行系スタートアップの「Deeper Japan」が、新たに九州エリアヘサービスを展開。第一弾は長崎、福岡、佐賀にて7商品をリリース。

ディーパートラベル株式会社
海苔漁師が案内する有明海ツアーや、そのぎ茶の茶園での茶畑見学&テイスティング体験などをラインナップ。

日本各地の職人やアーティスト、自然ガイドと連携し、訪日外国人向け伝統文化体験オンライン予約サービスを提供するDeeper Japan(本社:東京都世田谷区/代表 石川光)は、新たに九州エリアをオープンさせる運びとなりました。 地域の宝ものを発掘し、伝統を担う職人やアーティストとの関係づくり、日本人と外国人どちらにも傾きすぎない視点からの体験商品づくり、磨き上げ、各地での通訳ガイドの採用・研修、クリエイティブチームによって地域・人・モノの魅力が継続的に伝わっていくビジュアル・仕組みづくりをワンパッケージで進めます。 Deeper Japan:  http://deeperjapan.com/ Deeper Japan 九州エリア https://deeperjapan.com/kyushu




九州地域について


九州・沖縄地域では、これまで東アジアからの旅行客が大きな割合を占めてきました。コロナ禍が開けて、外資系高級ホテルの開業も相次いでいることもあり、非アジア系の旅行者の訪問の増加が期待されています。しかし、特徴的な食文化があったり4つの世界文化遺産をはじめとした文化財・史跡、2つの世界自然遺産などの豊かな自然に恵まれているほか、国内有数の温泉地(国内源泉数の4割弱を占める)を有しているにもかかわらず、「どんなコンテンツがあるかわからない」「関心がある文化があっても辿り着けない」「情報が溢れすぎていて、かえって見つけられない」などの課題があります。

新商品のご紹介




伝統的な日本刀鍛錬見学体験(福岡県)
こちらの工房は、住宅街の真ん中にあります。通常、刀を作っていく過程では大きな音が出るので、住宅街にあるということは、周りの住宅よりもずっと昔にできたという事が言えます。福岡は、東アジア交易の拠点として栄えてきた背景があり、近隣では製鉄や造船などの鉄に関わる大きな産業もありました。応対してくれるのは5代目です。家族のルーツは長崎県五島列島にあり、先祖は縁あって福岡に移り住み、刀や刃物を作る仕事を続けてきました。日本刀が作られる様子の見学に加えて、日本刀の鑑賞法を刀鍛冶が教えてくれるのも重要なポイントです。


久留米絣工房見学と藍染体験(福岡県)
福岡県南部の筑後地方は九州最大の流れ、筑後川によって育まれる自然豊かな農村地域としておだやかに発展してきました。そんな風土にあるこの工房は、創業から約100年、天然藍染、手織りにこだわりながら地域の織元や職人さん、家族たちと力をあわせて産地と伝統を守ってきました。現在から50年前は、久留米絣を手がける機屋が120社あったという筑後地方。しかし、今は6分の1の20社にまで減少してしまっています。久留米絣は約30にも及ぶ工程を経て製作されます。そのひとつひとつの工程において高い技術、熟練度が不可⽋であり、職人の養成には長い年月がかかります。久留米絣の工程を見学し、その要素として無くてはならない藍染を体験します。


佐世保独楽絵付け体験(長崎県)
佐世保市の伝統工芸品「佐世保独楽」は、喧嘩独楽“最強”の独楽と呼ばれています。佐世保独楽は、中世ヨーロッパに形・回し方に同様のものがあり、日本では珍しい独特のものです。時代とともに変遷を経て、佐世保ではブナ材のマテバシイという広葉樹を材質に「ラッキョウ型」と呼ばれる独楽が作られています。この工房では、作り手がわずかに残るばかりの佐世保こまの魅力を存分に体感することができます。遊び方を教わって、絵付けをした世界に一つだけの佐世保独楽をお土産にしてはいかがでしょうか。


茶畑見学&テイスティング体験(長崎県)
波静かな大村湾に面し、のどかな農山村の風景が広がる東彼杵町。品評会で日本一に何度も輝いた、”そのぎ茶”の山地です。茶畑は、爽やかな潮風が吹き抜ける山あいの斜面地にあります。昼夜の寒暖の差が大きく、春に朝霧が立ち込める環境と、多良山系からの豊かな水が、上質の茶葉を育み、唯一無二の味わいを生み出しています。この茶園の3代目は、伝統的なお茶に加えて、発酵を取り入れたり、さまざまな素材と組み合わせたり、お茶のポテンシャルを引き出す試みを行なっています。試飲の時間は、驚きと安心に満ちた新鮮な体験となることでしょう。


蚊焼包丁工房見学体験(長崎県)
長崎は、温暖な気候によって育まれた天然素材に恵まれ、地理的に大陸に近いことから古来より交流が盛んに行われてきました。また、鎖国の時代には海外へ開かれた唯一の窓口として重要な役割を担ってきました。良質の水と土。手打ち刃物製造に不可欠な長崎の豊かな自然を背景に、長い歴史に培われた「長崎手打刃物」。それは使うほどに手に馴染み、いつまでも変わらない切れ味のよさで、人の暮らしの中に生き続けてきました。時代は変わっても、変わらない本物の輝きの「長崎手打刃物」には、真に道具としての価値を追求する匠たちの技が脈々と受け継がれています。この工房の3代目は、伝統を引き継ぎながら、包丁を使う人が疲れないように、作業しやすいように、料理しやすいように、さまざまな工夫を凝らしています。優しい包丁に出逢いにきてはいかがでしょうか。


みかわち工房見学&絵付け体験(長崎県)
みかわち焼とは、長崎県佐世保市の三川内地区でつくられている磁器のやきものです。江戸時代初期に始まり、当時は「平戸焼」と呼ばれていました。染付による唐子絵をはじめ、細工、透かし彫りといった精緻な技を、400年間守り続けています。工房での案内を担当するのは17代目です。17と言う数字は、訪れるものにその積み上げられた伝統の重さを感じさせます。一方で、当の17代目はそれを背負いながらも、こちらの工房の特徴でもあるあまりにも生き生きした唐子のように、溌剌と迎え入れてくれます。


有明湾の海苔養殖場見学体験(佐賀県)
佐賀有明海苔は日本一の干満差があり、多くの河川からミネラルが豊富に流れ込む、恵み豊かな漁場で作られます。艶のある黒紫色で、火であぶるとサッと緑色に変わるのが特色で、香ばしく、トロけるような柔らかさと甘みがあります。日本の和食を支える海苔が、こんなにも美しい環境で育てられていることを、日本人でも知らない人が多いと思います。有明海をぜひ尋ねてみてはいかがでしょうか?

ディーパージャパンについて


ディーパージャパンは、訪日旅行客が通常はアクセスするのが難しい日本の伝統文化体験を、簡単にオンラインで予約ができるサービスです。質の高い文化体験や自然体験を厳選し、最前線で活躍する職人やアーティストと直接提携することで、言語や文化、価値観の違いを越え、旅を通した異なる文化間の相互理解、伝統と多様性の保全、共感と寛容に満ちた社会を目指します。対象を原則として少人数のゲストに絞り、大人数向けの画ー的な体験ではない、職人とゲストがより深く接する時間を提供します。 また、独自に採用し研修を重ねたディーパージャパン認定通訳ガイドが同行することで、可能な限りゲストの母国語での通訳を行っています。

ディーパージャパンは、東日本大震災で壊滅的被害を受けた岩手県陸前高田市で主に民泊事業を行うNPO法人マルゴト陸前高田や伝統的工芸品産業振興協会、大宮盆栽村協同組合、各地の自治体や観光協会らとも連携し、地方活性化や日本の伝統工芸の保存を積極的に支援しています。ディーパージャパンのゲストは、およそ8割が欧米豪からの個人旅行客です。

<運営会社概要>
【会社名】 ディーパートラベル株式会社
【代表者】 代表取締役 石川 光
【会社設立】2021年7月
【URL】https://www.deeperjapan.com/

<本件に関するお問い合わせ>
【広報担当者】 江口 哲史
【TEL】 050-3696-0903 / 090-4533-3732(携帯)
【E-mail】 info@deeperjapan.com
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