福岡市から車で1時間、喧騒から離れた和みカフェ
宗像市は歴史的な寺社が多くあり、特に「宗像大社」は神聖な場所として有名です。その周辺には美しい自然や歴史的な遺産が豊富にあります。特に、宗像・沖ノ島が世界文化遺産に登録されたことで、宗像の魅力は全国に知られるようになりました。
今回は観光地としても人気の宗像大社にある「むなかた茶愉」へ足を運んでみました。参拝者向けの休憩所に併設されたカフェは「参拝後に立ち寄ってもらうことで、さらに前向きに明るくなれる場所でありたい」そんな温かい想いが込められているそうです。大きな窓の向こうにひろがる日本庭園や山並みの景色も心を和ませてくれます。
姫神たちからのお福分けがテーマの美味しいスイーツに舌鼓
カフェは宗像大社に宿る姫神たちからの美味しい「お福分け」をコンセプトに、様々なメニューが用意されています。中でも丸くてかわいい一口サイズのお餅「姫餅(きもち)」が名物で、こっそり忍ばせたワカメが隠し味です。とろっとしたみたらしのたれに、ワカメのほんのりとした風味と表面の焼き目の香ばしさがマッチしてとても美味しい! 宗像大社が毎年執り行う「ワカメの献上奉告祭」から閃いたアイデアだそうですよ。
5個入り(舟皿)500円と、10個入り(化粧箱)1,100円があります。
こし餡を餅皮で包んだものにけしの実をまぶしたお餅「茶愉けし餅」は、食感と上品な甘さが美味しい一品です。厄を消し去るという願いも込められているそうですよ。こちらは1個(舟皿)180円と、6個入り(化粧箱)1,100円があります。
どちらのお餅も、お土産用の化粧箱がスタイリッシュ! 誰かにお福分けしたくなります。
手間をかけたこだわりのメニューが豊富
お餅以外にもおすすめしたい商品がたくさんあります。「プレミアムシュークリーム」(450円)は、とろ~りクリームが溢れんばかりに詰まった贅沢なスイーツです。高級タヒチバニラの香り、30 年熟成のシェリー酒とホワイトチョコレートが隠し味だそうですよ。
爽やかなミントが香る「すっきりモヒート」(写真左550円)は気分をリフレッシュしたい時におすすめです。旬のフルーツと米こうじをブレンドした自家製酵素を使った「季節の酵素ドリンク」(写真中央と右550円)や、フレッシュな生姜を使い、スパイシーさとすっきりとしたのど越しが存分に楽しめる「そのまんましょうがエール」(550円)は、素材へのこだわりを感じます。
1日15食限定!ここでしか食べられないカレーはいかが
いろいろなスパイスをつかった本格派の「茶愉カレー」(1,350円)は、じっくり煮込んだ柔らかい牛肉と、ほんのりスパイシーなルウが美味しく後を引きます。もう一口、さらに一口と、食欲をどんどん刺激され、カレー好きを自負する私はあっという間に完食してしまいました。
また、店内には九州で見つけた器や小物類、地産地消の素材を使った加工品などの販売もあります。現代アートの展示販売もしているので、心地よい空間でゆっくりと鑑賞できますよ。
年末年始は茶そばや甘酒の販売もされるそうです。営業時間をチェックして、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
〈年末年始の営業時間〉
12/31(日) 10:00~16:00/21:00~26:00
1/1(月)~1/3(水) 9:00~18:00
1/4(木)~1/8(月) 9:00~16:00
1/9(火)~ 通常営業
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