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「役割に見合った賃金を」看護職員の8割が“辞めたい”と思いながら働いていた~1640人を対象にした労働実態調査で判明

看護師や保健師の約8割が「辞めたい」と思いながら働いているという調査結果が11日、発表されました。看護師などは人員確保に向けた対策を求めています。


◆「人員が少なく業務過密」の声
福岡県医療労働組合連合会は11日、県内の看護師や保健師など1640人を対象に去年行った労働実態に関する調査結果を発表しました。調査では、77.3%の人が仕事を辞めたいと思いながら働いていると回答し、十分な看護ができていないと答えた人は27%で、その理由として「人員が少なく業務が過密」などを挙げています。


◆半数が健康や安全面への影響を懸念
看護師・矢野哲也さん「大幅に人を増やす必要が、人員確保する必要がある。社会的役割に見合った賃金に引き上げるべき」

また、勤務形態については半数が健康や安全面への影響が危惧される「2交替制」と回答。会見に参加した看護師は、人員不足で患者の転倒事故なども起きているとして、国に早急な人員確保に向けた対策を求めました。

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