「夏タイヤ」で峠に…JAFに密着すると車2台がスリップして立ち往生していた…金曜日の昼前にかけて平地でも「大雪」のおそれ
今シーズン一番の寒気が流れ込んだ影響で福岡・佐賀では21日、厳しい冷え込みとなりました。各地で断続的に雪が降り続いています。
車2台が峠でスリップし立ち往生していた
雪が降ると増えるのが車のトラブルです。救援要請を受けてJAFの隊員が向かった先は飯塚市の雪が積もった峠。車2台がスリップして動けなくなっていました。
ドライバー「僕のタイヤは夏タイヤでそのままだったので、関西から来たんでそのままの状態で行けるかな、Uターンしようかなと思った時に滑ってしまって」
オートソックという布製の簡易チェーンを付けて、動けなくなった車を峠の下まで誘導します。
JAF福岡支部・平良伸吾基地主任「どうしても車で外出しなければいけない場合は、タイヤチェーンスタッドレスタイヤなどの対策して出ていただくことが大切」
全域「断水」した過去のある大牟田市
交通機関にも影響が出ています。JR筑豊本線と日田彦山線では雪の重みで竹が倒れていたため、一部区間で列車の運転を見合わせました。
「水道管に保温チューブを巻くなど対策をお願いします」
21日朝の気温が氷点下となった福岡県大牟田市では、市の職員が広報車で水道管の凍結防止を呼びかけました。大牟田市では7年前の寒波で、市内全域の約5万5000世帯が断水しました。
大牟田市民「7年前に凍結して、水道管が破裂したんです。対策は用心のためにしておいたほうがいいだろうということで」
福岡、佐賀では22日昼前にかけて平地、山地ともに大雪となるおそれがあり、気象台は降雪や路面の凍結による交通障害などに注意を呼びかけています。
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