【福岡市博多区】福岡市の経営コンサルタント会社による、地域の防災力向上プロジェクトが始動。地元工務店と防災専門家と地域住民をつなぐ、一般社団法人「家・町守り」防災コネクトを設立
感サポ株式会社
全国の地場工務店を企業会員、防災士を防災士会員として連携を図ることで、地域に密着した防災活動を展開。災害に強い家づくりと地域コミュニティ活性化を全国へ。
▲令和6年元旦に発生した能登半島地震において死因の約4割が家屋倒壊等による圧死
令和6年1月26日、一般社団法人「家・町守り」防災コネクト(代表理事:林谷雅典)を設立し、サービスの提供を開始いたしました。全国の地場工務店、防災士と連携を図ることで地域に密着した防災活動に取り組みます。
「家・町守り」防災コネクトのサイト:https://bousai-connect.hp.peraichi.com
当法人は、全国の地場工務店や賃貸管理会社が主体となって、地域の防災力向上に取り組むというものです。しかし、工務店だけでは専門的な知識やノウハウがないため、当法人に登録する防災士会員、地域の自主防災組織等との連携を図りながら事業を推進してまいります。
【設立の背景】
一般社団法人「家・町守り」防災コネクトの設立に至った背景をご紹介します。
当法人の代表理事である林谷雅典は、経営コンサルタント歴30年の経験と実績を有しています。特に住宅産業については関りが深く、地域工務店をはじめ建材販売会社等へのコンサルティング歴は20年を超えています。そうしたなか、近年では防災対策の一環として企業のBCP(事業継続計画)策定のニーズが高まっており、防災・減災や危機管理という観点から「防災士」の資格を取得することとなりました。防災士の試験学習だけではなく、福岡市が主催する「博多あん・あん(安全・安心)塾」を受講することで、災害や防災等に関する様々な実態、課題、教訓等を学びました。
「博多あん・あんリーダー塾」受講風景
「博多あん・あんリーダー塾」HUG(避難所運営ゲーム)
「自分にできることは何か」「今、何をなすべきか」自問自答を繰り返し、たどり着いた結論が下記に掲げる3つの課題でした。
■新築だけではなく耐震化リフォームも含めた災害に強い家づくり
■希薄化してしまっている地域コミュニティの活性化
■防災士としてより活躍できる場をつくり、職業(副業)としての自立促進
これらの課題を解決し、地域の防災力向上に資するべく当法人の設立に至りました。
【今後の組織体制】
当法人は今後、下記のような組織体制の構築に取り組んでまいります。
▲企業会員としての工務店、防災士会員としての防災士の募集を重点的に実施
【地場工務店(企業会員)が取り組む事業】
特に事業の中核となるのは、地場工務店を中心とした企業会員組織と防災士会員組織となります。
▲地場工務店が取り組む地域防災力向上のイメージ
地場工務店(企業会員)が取り組む事業としては、
1) 災害に強い家づくりの普及促進
1.当法人において防災規格住宅(仮称)を開発中であり、この規格住宅を会員工務店を
通じて提案・販売します。この住宅の主な特長は下記のとおりです。
・耐震性能については最高等級である3相当
・建物の直下率や偏心率を考慮し、バランスを高めることでより地震に強い家を実現
・洪水等による床上浸水等も考慮し、在宅避難を可能にするためにキッチンやリビン
グ等の生活空間を2階に配置
・食料をはじめとした備蓄品等のストックも原則として2階にストック
・家具は可能な限り造り付けとし転倒等による圧迫死のリスクを下げます etc.
2.既存住宅に対する耐震化リフォームの提案強化
3.防災セミナー等において家具の固定など暮らしにおける対応の工夫を啓蒙
▲家屋の倒壊や家具の転倒による圧死・窒息が77%。既存住宅の耐震リフォーム推進は急務の課題。
2) 防災セミナー(勉強会)・各種防災訓練等のイベントの実施(防災士・自主防災組織
と連携)
1.工務店のOB顧客や地域住民を対象とした防災セミナー・訓練を定期的に開催しま
す。これによって、地域住民の防災意識向上を図ると共に、地域住民と工務店・防災
士や地域住民同士の「顔の見える信頼関係」が構築でき、地域コミュニティの活性化
にもつながります。
2.会員工務店が自社のOB顧客の情報を精査し、要配慮者や避難行動要支援者がいる場
合は、自社あるいは自主防災組織と共に対応計画を整備する。
▲福岡市で開催された防災イベントの後継。「顔の見える信頼関係」は何よりも大切。
3) 企業としての防災力を高める
1.災害時に緊急避難場所として社屋・モデルハウス等を活用します。
2.災害時に防災備蓄品等の提供又は貸し出しを実施します。
3.自社の防災力を高めるために社員対象の防災勉強会、防災士資格の取得支援、BCP
(事業継続計画)の策定等に取り組みます。
当法人としては、これらの活動を円滑に進めるための組織構築やノウハウの開発、各種施策の企画提案及び推進サポートを行います。
【今後の展望】
今後の展望として、
1) 中核となる地場工務店による企業会員数を2024年中に100社の登録を目指します。
2) 防災士の会員数を2024年中に300名の登録を目指します。
3) 防災関連商品やサービス等を取り扱う企業を賛助会員として広く募集します。
4) 防災・危機管理、復旧・復興支援等について様々な知見を有する法人・専門家、学術
機関等のアドバイザーを広く募集します。
5) 国土交通省をはじめ政府機関、地方自治体との連携も積極的に進めてまいります。
【法人概要と連絡先】
ミッション:「備える」ことで「守れる命」がある
法 人 名:一般社団法人「家・町守り」防災コネクト
所 在 地:福岡市博多区博多駅前2-19-17-902
E-mail :hayashitani@icbn4s.com
設 立:令和6年1月
代表理事 :林谷 雅典(はやしたに・まさのり)
理 事:安藤 繁樹
理 事:川崎 克寛
【代表プロフィール】
▲代表理事・林谷雅典 一般社団法人「家・町守り」防災コネクト/代表理事
感サポ株式会社/代表取締役
防災士/博多あん・あんリーダー会中央支部所属
1966年生、福岡県出身。税理士事務所勤務を経て、1992
年経営コンサルタント業界へ転身。
2000年励加経営として独立・創業。
2014年ICBN(株)設立(現:感サポ㍿)。
2024年1月一般社団法人「家・町守り」防災コネクト設
立。
地域工務店をはじめ建材流通店など住宅業界を中心とした
コンサルティングに携わる。
企業使命感づくり、中・長期事業計画の策定、企業ブラン
ディング、社員研修などを得意とする。また、住宅業界で
は長期優良住宅の普及促進をはじめ住宅ストック維持・向
上促進事業(国土交通省)等にも携わる。
~プロジェクト始動に当たっての代表者の想い~
私たちは、『「備える」ことで「守れる命」がある』をMISSIONとして掲げています。
元日に発生した能登半島地震。家屋が倒壊し、圧し潰された家の映像は多くの人の心に深く刻み込まれていることと思います。いかなる理由があろうと、家によって命を奪われることなどあってはならないのです。家は大切な家族とその暮らしを「守る」存在なのだから。
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全国の地場工務店を企業会員、防災士を防災士会員として連携を図ることで、地域に密着した防災活動を展開。災害に強い家づくりと地域コミュニティ活性化を全国へ。
▲令和6年元旦に発生した能登半島地震において死因の約4割が家屋倒壊等による圧死
令和6年1月26日、一般社団法人「家・町守り」防災コネクト(代表理事:林谷雅典)を設立し、サービスの提供を開始いたしました。全国の地場工務店、防災士と連携を図ることで地域に密着した防災活動に取り組みます。
「家・町守り」防災コネクトのサイト:https://bousai-connect.hp.peraichi.com
当法人は、全国の地場工務店や賃貸管理会社が主体となって、地域の防災力向上に取り組むというものです。しかし、工務店だけでは専門的な知識やノウハウがないため、当法人に登録する防災士会員、地域の自主防災組織等との連携を図りながら事業を推進してまいります。
【設立の背景】
一般社団法人「家・町守り」防災コネクトの設立に至った背景をご紹介します。
当法人の代表理事である林谷雅典は、経営コンサルタント歴30年の経験と実績を有しています。特に住宅産業については関りが深く、地域工務店をはじめ建材販売会社等へのコンサルティング歴は20年を超えています。そうしたなか、近年では防災対策の一環として企業のBCP(事業継続計画)策定のニーズが高まっており、防災・減災や危機管理という観点から「防災士」の資格を取得することとなりました。防災士の試験学習だけではなく、福岡市が主催する「博多あん・あん(安全・安心)塾」を受講することで、災害や防災等に関する様々な実態、課題、教訓等を学びました。
「博多あん・あんリーダー塾」受講風景
「博多あん・あんリーダー塾」HUG(避難所運営ゲーム)
「自分にできることは何か」「今、何をなすべきか」自問自答を繰り返し、たどり着いた結論が下記に掲げる3つの課題でした。
■新築だけではなく耐震化リフォームも含めた災害に強い家づくり
■希薄化してしまっている地域コミュニティの活性化
■防災士としてより活躍できる場をつくり、職業(副業)としての自立促進
これらの課題を解決し、地域の防災力向上に資するべく当法人の設立に至りました。
【今後の組織体制】
当法人は今後、下記のような組織体制の構築に取り組んでまいります。
▲企業会員としての工務店、防災士会員としての防災士の募集を重点的に実施
【地場工務店(企業会員)が取り組む事業】
特に事業の中核となるのは、地場工務店を中心とした企業会員組織と防災士会員組織となります。
▲地場工務店が取り組む地域防災力向上のイメージ
地場工務店(企業会員)が取り組む事業としては、
1) 災害に強い家づくりの普及促進
1.当法人において防災規格住宅(仮称)を開発中であり、この規格住宅を会員工務店を
通じて提案・販売します。この住宅の主な特長は下記のとおりです。
・耐震性能については最高等級である3相当
・建物の直下率や偏心率を考慮し、バランスを高めることでより地震に強い家を実現
・洪水等による床上浸水等も考慮し、在宅避難を可能にするためにキッチンやリビン
グ等の生活空間を2階に配置
・食料をはじめとした備蓄品等のストックも原則として2階にストック
・家具は可能な限り造り付けとし転倒等による圧迫死のリスクを下げます etc.
2.既存住宅に対する耐震化リフォームの提案強化
3.防災セミナー等において家具の固定など暮らしにおける対応の工夫を啓蒙
▲家屋の倒壊や家具の転倒による圧死・窒息が77%。既存住宅の耐震リフォーム推進は急務の課題。
2) 防災セミナー(勉強会)・各種防災訓練等のイベントの実施(防災士・自主防災組織
と連携)
1.工務店のOB顧客や地域住民を対象とした防災セミナー・訓練を定期的に開催しま
す。これによって、地域住民の防災意識向上を図ると共に、地域住民と工務店・防災
士や地域住民同士の「顔の見える信頼関係」が構築でき、地域コミュニティの活性化
にもつながります。
2.会員工務店が自社のOB顧客の情報を精査し、要配慮者や避難行動要支援者がいる場
合は、自社あるいは自主防災組織と共に対応計画を整備する。
▲福岡市で開催された防災イベントの後継。「顔の見える信頼関係」は何よりも大切。
3) 企業としての防災力を高める
1.災害時に緊急避難場所として社屋・モデルハウス等を活用します。
2.災害時に防災備蓄品等の提供又は貸し出しを実施します。
3.自社の防災力を高めるために社員対象の防災勉強会、防災士資格の取得支援、BCP
(事業継続計画)の策定等に取り組みます。
当法人としては、これらの活動を円滑に進めるための組織構築やノウハウの開発、各種施策の企画提案及び推進サポートを行います。
【今後の展望】
今後の展望として、
1) 中核となる地場工務店による企業会員数を2024年中に100社の登録を目指します。
2) 防災士の会員数を2024年中に300名の登録を目指します。
3) 防災関連商品やサービス等を取り扱う企業を賛助会員として広く募集します。
4) 防災・危機管理、復旧・復興支援等について様々な知見を有する法人・専門家、学術
機関等のアドバイザーを広く募集します。
5) 国土交通省をはじめ政府機関、地方自治体との連携も積極的に進めてまいります。
【法人概要と連絡先】
ミッション:「備える」ことで「守れる命」がある
法 人 名:一般社団法人「家・町守り」防災コネクト
所 在 地:福岡市博多区博多駅前2-19-17-902
E-mail :hayashitani@icbn4s.com
設 立:令和6年1月
代表理事 :林谷 雅典(はやしたに・まさのり)
理 事:安藤 繁樹
理 事:川崎 克寛
【代表プロフィール】
▲代表理事・林谷雅典 一般社団法人「家・町守り」防災コネクト/代表理事
感サポ株式会社/代表取締役
防災士/博多あん・あんリーダー会中央支部所属
1966年生、福岡県出身。税理士事務所勤務を経て、1992
年経営コンサルタント業界へ転身。
2000年励加経営として独立・創業。
2014年ICBN(株)設立(現:感サポ㍿)。
2024年1月一般社団法人「家・町守り」防災コネクト設
立。
地域工務店をはじめ建材流通店など住宅業界を中心とした
コンサルティングに携わる。
企業使命感づくり、中・長期事業計画の策定、企業ブラン
ディング、社員研修などを得意とする。また、住宅業界で
は長期優良住宅の普及促進をはじめ住宅ストック維持・向
上促進事業(国土交通省)等にも携わる。
~プロジェクト始動に当たっての代表者の想い~
私たちは、『「備える」ことで「守れる命」がある』をMISSIONとして掲げています。
元日に発生した能登半島地震。家屋が倒壊し、圧し潰された家の映像は多くの人の心に深く刻み込まれていることと思います。いかなる理由があろうと、家によって命を奪われることなどあってはならないのです。家は大切な家族とその暮らしを「守る」存在なのだから。
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