「13年前に戻ったようで朝から泣いた」福岡でまた高校生が飲酒運転の犠牲に…同じく息子を亡くした母が語る
福岡県大牟田市で先月、男子高校生が飲酒運転の犠牲となった事故を受け、2日、飲酒運転の撲滅を目指して集会が開かれました。
飲酒運転の車と原付バイクの高校生が衝突した
大牟田市で開かれた「飲酒運転撲滅大会」には、警察や市の職員など約100人が参加しました。大牟田市では先月29日、飲酒運転の車と原付バイクが衝突し、原付バイクを運転していた17歳の男子高校生が死亡しました。
「13年前に戻ったよう」同じく息子を亡くした母親
NPO法人はぁとスペース代表理事・山本美也子さん:
「(一報を聞いて)13年前の私に戻ったようで、朝からずっと泣いていました。福岡県から飲酒運転をゼロにしたい」
大会では、2011年に飲酒運転事故で、当時高校1年生の息子を失った山本美也子さんが、参加者に「命の大切さ」などについて語りかけました。最後は全員でスローガンを読み上げ、飲酒運転撲滅に向けた決意を新たにしていました。
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