「今を全力で生きてほしい」開幕先発は有原航平投手 熱い手紙で小久保監督が託す ホーム開幕戦は和田投手に
ホークスのキャンプ情報です。小久保監督が今年の開幕投手に有原投手を指名したことを発表。またホーム開幕戦は、チーム最年長の和田投手に決まりました。
チーム唯一の2ケタ勝利 有原航平投手
小久保裕紀監督「昨日、有原航平に、3月29日のオリックス戦、開幕投手に指名させていただきました。ブルペンの状態、昨年の成績を考えて、一番彼がふさわしいかな、という思いで彼に託しました」
小久保ホークスの初陣を託されたのは、2023年にチームで唯一の2ケタ10勝をあげた有原航平投手です。小久保監督は昨夜、有原に手紙を使って告げたということで、その手紙には小久保監督の座右の銘だった言葉、「前後裁断」=過去や未来のことは考えずに今を全力で生きてほしいというメッセージが添えられていたそうです。
「身の引き締まる思い」
日本ハム時代の2020年以来、ホークスでは初めての開幕投手を務めることになった有原は――。
有原航平投手「身の引き締まる思いです。頑張ります」
Q.監督から、手紙をもらったということですが?
有原航平投手「『前後裁断』という言葉が書いてあって、小久保さんからもそういうメッセージをいただいたので、自分のできることを精一杯やってチームに貢献できるようできたら」
ホーム開幕戦の先発は43歳・和田毅投手に
開幕投手を決めるときの監督の思いについて、RKB野球解説者の秋山幸二さんは――。
秋山幸二さん「先発ピッチャーの実績・経験もふまえた中、数によっても違う。その年その年で(開幕投手は)違う。日程的な部分も、開幕から連戦が続くのか、ローテーションを回すので、あと相手チームの相性も考えながら選ぶので、その時その時で変わってくる」
ホーム開幕戦の先発は21日に43歳の誕生日を迎えたばかりのチーム最年長・和田毅投手に託されました。ホークスは週末に台湾や韓国のチームと対戦予定で、開幕投手に決まった有原も登板する予定です。
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