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15年の“休部”を経て強豪・日産自動車九州の野球部が再始動…「社員団結の起爆剤」に

社会人野球の強豪日産自動車九州の野球部が、15年の休部期間を経て再始動しました。目標は全国大会出場、チームの意気込みを取材しました。

“職場から応援されるチーム”を目指す

野球部になり、大きく変わったのが練習時間です。苅田ビクトリーズ時代は、集まれるメンバーで夕方に数時間ほど、全体練習は週1回しかできていませんでした。それが、シーズン中は週6日、昼から夜まで全員がそろって練習できるようになりました。

原周嗣選手「昔は夜勤明けで練習したり、試合に行ったりでしたので、選手からすると良いところだと思います。昔は暑さに弱かったんですけど、今年は日が照っているときにできるので、暑さ対策も練習できる」

野球部の最初の活動は、必勝祈願。今年のスローガンは「覚悟」です。

合田有希主将「クラブチームで終わると思っていました。学生の頃から企業で野球をしたいと思ってきてやっと叶います。職場から応援されるチームを目指すために、試合ではどんな状況でも最後まで諦めないチームを目指していきたい」

植山監督「勝たなきゃいけない、結果を残さなきゃいけないというプレッシャーがどんどん来ると思うんですが、打ち勝って結果を残していく。ビクトリーズで築き上げたものがあるので、最初の年からどんどん勝負していきたい」

15年ぶりに復活した日産九州野球部、全国大会出場を目指し、4月の都市対抗野球予選に臨みます。

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