「我々は失敗は許されない」“最後の砦”迎撃ミサイルPAC3を国有地で展開訓練
北朝鮮による弾道ミサイルなどの発射が相次ぐなか、福岡市内の国有地で28日、迎撃ミサイル「PAC3」の展開訓練が行われました。
発射機やレーダー装置を展開した
28日午前、福岡市東区の国有地で行われたPAC3の展開訓練には、ミサイル防衛を担う航空自衛隊の専門部隊の隊員、約20人が参加しました。訓練ではミサイルの発射機やレーダー装置などを展開して、迎撃態勢に移行するまでの手順を確認しました。
「我々は失敗は許されない」
PAC3は、弾道ミサイルなどを迎撃する、地上配備型のミサイルで、福岡県内では航空自衛隊の3つの基地に配備され“最後の砦”とも呼ばれています。
航空自衛隊西部高射群・渡辺陽平第8高射隊長:
「最後の砦という以上は、我々は失敗は許されない。そういった緊張感を持って常日頃から不断に努力を継続していかなくてはいけない」
PAC3の展開訓練が、自衛隊の基地以外で行われるのは九州では初めてです。
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