西鉄平尾駅から徒歩5分、山荘通り沿いにある「にく串や」は、今年4周年を迎える人気店です。誰もが大好きな“焼鳥”と“寿司”を両方味わえるというコンセプトを聞いてテンションアップ! 20代後半~30代の客で賑わう店にお邪魔してきました。
入口から入ってすぐにテーブル、奥にカウンターがあり、そのさらに先に掘りごたつ式の座敷が続きます。「高級店の品質を居酒屋価格で」というコンセプトのもと、店内はちょっと高級感を感じる落ち着いた雰囲気です。
店主の日高賢一郎さんは焼肉店で修業した経験を生かし、鮮度や味もクオリティの高い精肉店から食材を仕入れ、さらに丁寧な下処理で肉の旨味を引き出し、ジューシーな有田鶏など九州産の鶏を使った焼鳥、そして脂がとろけるような佐賀牛の寿司といった肉自慢のメニューを楽しませてくれます。
まずは備長炭で焼く焼鳥からいただきました。プリプリとした身の食感が絶妙な「せせり」(229円)、しっとりした肩肉にわさびをのせた「ふりそで」(219円)、パリッと焼いた鶏皮を身の横や身の間などランダムに配置してひと口ごとに食感の違いを楽しめる「かしわ」(219円)も美味!
また佐賀牛の串は、炉端焼店のように生の状態の串を見せてくれ、好みの焼き加減を聞いてくれます。なかでも「佐賀牛タンステーキ串」(799円)は、タンが硬くならず弾けるような食感になるのでミディアムがおすすめ。また赤身ですがカルビのように脂がしっかりのったザブトンを楽しめる「佐賀牛ザブトンステーキ串」(1,299円)は、レアがおすすめなのだそう。
薄い豚バラできれいに野菜を巻いた巻き物も必食です。左から、豚の甘い脂を存分に味わえる「豚バラしそ」(280円)、ネギの風味をたっぷり感じる「ネギ」(270円)、大葉と豚バラを一緒に巻いた「山芋」(270円)など、5種類ほど揃っていますよ。
最後は寿司をお願いしました。左から順にいただいたのですが、「真鯛」(1貫250円)は、爽やかなスダチと岩塩で鯛の甘みをググッと底上げ。鮮魚だけでなく、本マグロやブリなど熟成させたネタを味わえるのも見逃せません。また「大トロローストビーフ」(1貫359円)はとろけるようなローストビーフの味わいにうっとりします。そして「キング」(1貫399円)は牛肉・ウニ・いくらの贅沢な三位一体にニンマリしてしまう、その名にふさわしいスペシャリテ。シャリは香りのいい赤酢を効かせ、上品な小ぶりサイズなのでたっぷり串焼きを食べた後でもペロリといただけます。
焼鳥も寿司も堪能して料理の予算は大体5,000円ほど。2大名物を欲張りに味わえる、夢のような一夜を過ごしてみては?
ジャンル:寿司、居酒屋、焼鳥
住所:福岡市中央区平尾2-21-12
電話番号:092-406-7177
営業時間:17:30~OS22:45
定休日:不定
席数:カウンター6席、テーブル16席、掘りごたつ18席
個室:なし
メニュー:せせり229円、ふりそで219円、かしわ219円、牛タンステーキ串799円、佐賀牛ザブトン1,299円、キング1貫399円、大トロローストビーフウニのせ1貫359円、真鯛1貫250円、ネギ270円、豚バラしそ280円、山芋270円、シルク肝189円、牛サガリステーキ串389円
URL:https://www.instagram.com/nikugushiya308/
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