24年3月5日(水)放送 福岡県立福岡工業高等学校

2024年3月5日（火）放送

福岡県立福岡工業高等学校

　出演　環境科学科　3年

　　　　杉本　瑛くん　

　　　　佐伯　龍哲くん　　

ラジオ同好会の2人。ラジオ同好会では、世の為に役立つ作品を作って毎年大会に出場しています。

2年生の時の作品は、直径15センチ程の大きなパイプの中に風を入れて、中にあるプロペラを回し、風力発電を行い、その電力で紫外線LEDの光が付く装置。地下鉄の風を使い、風力発電を行い、紫外線ＬＥＤの光で地下鉄の手すりを除菌できたらという思いで作りました。コロナ禍に地下鉄通学をしていた先輩から、「コロナ禍に地下鉄の手すりを触るのが嫌だな。」という声を聞いて地下鉄の風を使って風力発電をし、地下鉄の手すりをエコに除菌出来ないかと考えたのが制作のきっかけでした。

　発明くふう展の県大会では、福岡市長賞。全国大会では、特別賞の日本弁理士会会長賞。世界大会でも、なんと！！金賞を取りました。

全国大会では、秋篠宮ご夫妻がお越しで、展示ブースで「どういう仕組みになっているんですか？」などと質問され、「いい経験になった。」と振り返ります。

そんな表彰式以外にも東京では、秋葉原や浅草観光が出来て、様々な思い出が出来たようです。

他にも、今年3年生の時は、自転車の動きを視覚化するテールランプの装置を作りました。改正道路交通法により、自転車もヘルメットの着用が努力義務となった事をきっかけに、ウィンカーの無い自転車にもウィンカーがあった方がいいのではと、ハンドルを右に切ると左から右に、左に切ると右から左にテールランプが点滅する仕組みを考えました。この装置は、福岡県大会で福岡市長賞、全国では奨励賞を受賞しました。

杉本くんは、3年間を振り返り、「今まで表彰の機会が全くなかったのが、部活に入ってから、何度も表彰式を経験し、体験出来ない経験が出来た。幼い頃から海洋生物の保護活動がしたいと思っていたので、春からは工業系の大学に行き、環境問題を解決する研究員になりたい！！」と話します。

佐伯くんは、「春からはプログラミングの専門学校で勉強し、パソコン関係の仕事に就きたい！！」とこれからのことを話してくれました。