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地銀も評価「正常化に向けた動きとして前向きに評価」 日銀の金利政策解除

日本銀行は19日、マイナス金利政策を解除し約17年ぶりの利上げを決めました。福岡の金融機関のトップは「前向きに評価している」とコメントしています。

◆日銀が会見
日本銀行 植田和男総裁
「2%の『物価安定の目標』が持続的・安定的に実現していくことが見通せる状況に至ったと判断しました。大規模な金融緩和政策は、その役割を果たしたと考えています」

日本銀行の植田総裁は19日午後の会見で、「賃金と物価の好循環を確認した」としてマイナス金利政策の解除を決定したと話しました。約17年ぶりの利上げで短期と長期の金利を両方抑え込むイールドカーブ・コントロールと呼ばれる金融政策も終えるとしています。

◆福岡の金融機関がコメント
マイナス金利の解除について、福岡市に本社を置く西日本フィナンシャルホールディングスの村上英之社長は、「長期にわたる異例の金融緩和策の正常化に向けた動きとして前向きに評価しています」とコメント。また、ふくおかフィナンシャルグループの五島久社長は、「わが国経済やマーケットの状況を踏まえたものであると受け止めています」とコメントしています。

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