「タムケン先生」が全国で4番目の九州支部立ち上げ 「『警固界隈』の若者が『トー横』や大阪『グリ下』に流れつかないように」
家庭の事情など様々な理由で居場所がない若者たちを救おうと、「タムケン先生」の愛称で知られる弁護士が、SNSを使った無料相談を春休み期間中24時間態勢で実施します。
「ひとりぼっちにさせへんプロジェクト」
21日、「タムケン先生」の愛称で知られる弁護士で、一般社団法人「ひとりぼっちにさせへんプロジェクト」の代表理事を務める田村健一氏(43)が福岡市で会見し、全国で4番目となる九州支部を立ち上げると発表しました。春休み期間中、SNSで24時間態勢で相談を受け付けるということです。
ひとりぼっちにさせへんプロジェクト田村健一代表理事
「XでもインスタでもTikTokでもいい。連絡下さい。ひとりぼっちにはさせへんから」
田村弁護士は2020年に同プロジェクトを立ち上げ、大阪・ミナミの繁華街を中心に生きづらさを抱えている若者たちの相談に乗っています。田村弁護士は「警固界隈」と呼ばれる福岡市天神の警固公園に集まる若者たちが東京の「トー横」や大阪の「グリ下」に流れ着いて売春や薬物依存などの問題に巻き込まれることを防ぎたいと話しています。
SNSでの無料相談は、精神科医や大学教授、弁護士らと連携し、60人態勢で行うということです。
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