結婚式はどこで開催するかによって、雰囲気はもちろん、費用も大きく変わります。そこで今回は、「ホテル」「専門式場」「ゲストハウス」「レストラン」と4つの会場タイプ別に平均的な金額をご紹介します!
結婚式にかかるお金は?
「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」によると、挙式、披露宴・ウエディングパーティ総額の全国平均は、327万1000円でした。コロナ禍からの回復で、その費用は2022年と比較して23万3000円増加。出席者(ゲスト)の平均数は、49.1人。人数を絞り、その分1人当たりの食事や引き出物にお金をかける傾向が続いています。
次に、ホテル婚、専門式場婚、ゲストハウス婚、レストラン婚の費用を見ていきましょう。
ホテル婚のお金事情
ここからは、「ゼクシィ結婚トレンド調査2023 報告書(首都圏)」をもとに、結婚式会場別のお金事情を解説していきます。この数値には、物価の高い首都圏・東京が含まれます。地域によって増減がありますので参考としてください。
まずはホテル婚から。
ホテルでの挙式は、アクセスもよくバリアフリー設備も整っているなど、ゲストにとって参加しやすい環境なのが特徴です。宿泊するゲストが多い人、格式高い挙式をしたい人にオススメ。一方でその分料金が高く、オリジナル度は低めになります。
費用総額は平均393万5000円。今回4つの会場の中で、最も高い結果となりました。
また、挙式料、料理と飲み物の総額は以下の通り。
・挙式料 37万9000円
・料理と飲み物の総額 114万3000円
専門式場婚のお金事情
結婚式のための専門式場婚は、アクセスが比較的よく、歴史的な建物を利用した式場が多いのが特徴です。自分好みの装飾や演出も可能で、こだわりの結婚式をしたい人にピッタリ。しかし、こだわりが多いほど金額が上がっていくので注意が必要です。
費用総額は平均377万7000円で、ホテル婚に次いで高い金額となりました。
・挙式料 38万9000円
・料理と飲み物の総額 115万5000円
ゲストハウス婚のお金事情
ゲストハウスは、ヨーロッパ風、アメリカ風などの洒落た会場を貸切にできるところが多くなっています。そのため、1日1組だけでゆっくり結婚式がしたい、オープンテラスで結婚式がしたいなど、こだわりのあるカップルに人気。アクセスによっては、マイクロバスなどを出す必要があり、その費用もかかります。
ゲストハウス婚の費用総額は、平均362万6000円。4つの会場の中では、2番目に低い金額となりました。
・挙式料 23万5000円
・料理と飲み物の総額 111万円
レストラン婚のお金事情
レストラン婚は、料理にこだわりたい、シンプルな結婚式がしたいという人にオススメの会場。最近は、結婚プランナーが在籍しているレストランもあり、その他の会場と変わらない感覚で式の準備を進められるところが増えています。一方で、カジュアルな雰囲気で執り行われることが多く、格式を求める人には向いていないかも。
レストラン婚の費用総額は、平均278万6000円。今回の中では最も安い費用です。
・挙式料 14万円
・料理と飲み物の総額 87万2000円
今回は、結婚式にかかる費用を4つの会場別に見てみました。平均額だけ見ると、ホテル婚や専門式場婚が高く、レストラン婚が安い結果となっています。しかし、高級レストランを利用すればレストラン婚でも高くなり、カジュアルな専門式場を選べば専門式場婚でも安くなります。また、選ぶドレスや装飾によっても、費用は大きく変化します。
どんな結婚式にするかは、これから新郎新婦となる2人次第。まずは気になる会場を回ってみましょう。意外にもお得な費用で結婚式ができるかも!?
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