古紙回収の奨励金 今年度から報告書の提出不要に→2万4000枚の紙を削減へ
福岡県北九州市は古紙の集団回収の奨励金について、全国で初めて町内会側の手続きなしで交付を始めると発表しました。
「高齢化すすみ負担減らして」市民から切実な声
北九州市 武内和久市長
「DXによって市民の負担を軽減しようという取り組みをスタートします」
北九州市の武内市長は地域の町内会などが取り組む古紙の回収について、奨励金を受け取るために年に2回提出する必要があった実績報告書を今年度から不要にすると発表しました。北九州市では1679の団体が古紙の回収に取り組んでいますが、高齢化が進み負担を減らしてほしいという声が寄せられていました。今後は回収業者からリサイクルした量のデータを市が受け取りそれに基づいて奨励金を交付します。市の試算では、この取り組みによって年間で約2万4000枚の紙を削減できるということです。武内市長は、「より多くの人に協力いただき古紙のリサイクルが進むことを期待している」と話しています。
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