「絶対負けられない」福岡高vs修猷館高 73年間続くラグビー部「伝統の定期戦」 OB戦も熱く
福岡高校と修猷館高校のラグビー部が特別な思いを胸にグラウンドに立つ「定期戦」は、1951年から73年間続く「伝統の一戦」。よきライバルとして切磋琢磨してきた友情の証である、伝統校同士の大勝負を追いました。
OB戦では福高がリベンジ
福岡高OB「勝たなきゃいけないですね。意地でも。ケガしないように勝ちます」
修猷館高OB「東京から来たんですけど、本当にケガしないようにするだけです」
福高対修猷館の定期戦は、OB同士の試合も組まれています。当然、真剣勝負。福高OBチームの最年長は、中西弘文さん(59歳)。試合前には「負けるわけにはいかない」と気合十分。スクラムも最前線でアグレッシブにボールにくらいつきます。結果は19対12で、今回は福高OBがリベンジを果たしました。
修猷館高OB「残念ながら(負けました)、福高のOBさんが脈々と伝統を受け継いで来られて、さすが強いチームだなと肌で感じました」
福岡高OB「現役がギリギリで負けたので少しは取り返さなきゃと思って」「現役が負けちゃったので、何とか勝とうと思った」「高校時代に戻れる場だと思います」
この定期戦は、OBにとって高校時代に戻ることができる場所であり、また、現役にとってはライバル校同士で力をぶつけ合うことができる、貴重な機会になっています。
福岡高OB中西弘文さん「当たり前に続くんじゃなくって、みんなの力で(定期戦を)続けて行かなければならないものだと思います」
Q.ケガは大丈夫ですか?
福岡高OB中西弘文さん「下手になったからでしょう。すり傷なんで、大丈夫です」
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