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福岡では珍しい穴子専門店で、本店ゆずりの本格寿司が200円から食べられる

UMAGA

2022年に福岡では珍しい穴子専門店としてオープンした「一(はじめ)」。オープン当初に「UMAGA」の記事でも紹介しましたが、今年2周年を迎えたのを機に、夜限定で寿司の提供を始めという噂を聞きました。何を隠そう、本店は浄水通り近くにある人気寿司店の「鮨 かず矢」。これは期待が持てそうと、カウンター席を予約して訪問しました。

はじめメニュー1

開店間もなく店に到着してカウンターに座り、見上げると木札に書かれた寿司の品書きが。これはもう、まんま寿司屋の造りです。さらに驚くべきことに、にぎりや細巻きが1貫(1本)200円からという価格設定。本店の「鮨 かず矢」がおまかせコースのみなので、お好みで寿司を握ってもらえるのは嬉しい限りです。

一 穴子炙り

生ビールと一緒に付き出しとして出てきたのは、炙り穴子の小鉢。さすがに専門店だけあって、のっけから穴子で攻めてきます。サッと炙って引き出した穴子の旨味と上品な風味の出汁のコントラストで、食欲をそそる逸品です。

はじkめ料理2

今回は寿司がお目当てですが、せっかくなので名物の「穴子刺し」(1,500円)からお願いしました。穴子は長崎県対馬の漁師と宗像市鐘崎漁港から直送されてくるそうで、玄界灘の荒波にもまれて引き締まった身のコリコリとした食感がたまりません。

はじめメニュー2

カウンター前のガラスケースには本店で仕込まれた寿司ネタが並び、メニューには200円から800円のにぎりと巻き物が30種類ほど。お好みで食べてもお手頃な値段ですが、今回はさらにリーズナブルな「おまかせにぎり」(7貫3,500円)を注文しました。

一 寿司盛り合わせ

赤酢を使ったシャリに乗せたこの日のネタは、アジ、イカ、トロ、鯛の炙り、コハダ、車海老、煮穴子の7貫に、口直しの玉子焼きと味噌汁付き。これで3,500円は、かなりのお値打ち価格です。。

はじめ寿司2

まだ多少お腹に余裕があったので、追加で「穴胡巻き」(400円)を注文。コクのある煮穴子とサッパリとしたキュウリの組み合わせは、これから迎える夏本番のシメにも良さそうです。
現在は夜のみの提供ですが、大将の田中一矢さんによると「おかげさまで好評をいただいているので、終日提供したい」と、近々ランチタイムにも登場する予定だそう。穴子専門店だけではなく、なかなか予約が取りづらい「鮨 かず矢」のセカンドブランドとしても重宝しそうです。

店舗名:一(はじめ)
ジャンル:日本料理、海鮮料理
住所:〒810-0022 福岡県福岡市中央区薬院2丁目18-18リシェ薬院1F
電話番号:092-406-7065
営業時間:11:30~OS13:30/17:30~OS22:00
定休日:月曜
席数:カウンター4席、テーブル16席
個室:なし
メニュー:穴子めし上2,000円・特上3,300円、穴子天丼1,500円、穴子刺し1,500円、穴子天ぷら1,500円、白焼き・蒲焼き各1,500円、寿司(1貫)200円~、おまかせにぎり(7貫・味噌汁付き)3,500円
URL:https://www.instagram.com/anago.hajime/

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この記事を書いたひと

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