プロ野球史上初!1球団でタイトル独占!?ソフトバンクが12部門中11部門でトップ独占中
プロ野球史上初めて、1つの球団がすべてのタイトルを独占するかもしれない。パ・リーグで首位独走中のソフトバンクが、個人タイトルでもトップを「独り占め」している。
目次
巨人V9時代でも成し遂げられず プロ野球史上初の「投打で個人タイトル独占」の可能性
過去には、投手部門のみ、打撃部門のみの同一球団でのタイトル独占は何度かある。打撃部門では、巨人がV9時代に3度独占した。ほかにも、落合博満が三冠王に輝いたロッテ(1986年)、山田哲人がトリプルスリーに輝いたヤクルト(2015年)の5度。松中信彦が三冠王に輝いた2004年のダイエーも、松中が打率・本塁打・打点・出塁率・安打で、川崎宗則が安打・盗塁でトップだったが、日本ハムのセギノールが本塁打数で松中と並んでいたため、完全な独占とはならなかった。
一方、投手部門は1人の投手が独占したこともある。1961年には西鉄の稲尾和久が42勝を挙げ、防御率と勝率と合わせてタイトルを独占した。当時は、奪三振やセーブ、ホールドポイントのタイトルはなかった。ほかにも、中日の杉下茂や南海の杉浦忠も独占したことがある。
プロ野球史上初の「投打個人タイトル独占」なるか
ソフトバンクが投打の個人タイトル12部門を独占することになれば、プロ野球史上初となる。しかし、セーブ数リーグトップのオスナが下半身のコンディション不良で離脱しており、ホールドポイント数トップの松本裕樹が代役守護神として9回に回っていて、リリーフ陣の数字は少しの間、伸びそうにない。それでも、現状の独走ぶりを見ると、タイトル独占も夢ではないかもしれない。
この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう