まだまだ厳しい暑さが続いています。エアコンのない生活は難しいけれど、値上がりが続く電気代も気になりますよね。そこで今回は、少しでも電気代を節約しながら残暑を快適に過ごすための方法やおすすめアイテムをご紹介します。
値上げが続く電気代。今後どうなるの?
ニュースや電気料金のお知らせなどで気になる電気代の値上げ。ウクライナ情勢の影響や政府の補助金の実施方針など、状況が毎月変化しています。2024年5月使用分まで政府の補助が終了し、各電力会社では電気料金の値上がりも予測されています。
6月28日の経済産業大臣の記者会見では、酷暑乗り切り支援として電気代の補助再開も発表されました。期間は8月使用分から3カ月間で、特に暑い8月と9月の使用分は補助が手厚くなっています。家庭向けの電気料金で見ると1kWhあたり8月と9月は4円、10月は2.5円、それぞれ補助されます。しかし、補助が終了すればまた電気代は値上がりするため、家計への負担は避けられません。
夏の電気使用量TOP5
それでは、夏はどこに電気代を使っているのか、経済産業省エネルギー庁「夏季の省エネ・節電メニュー」より、使用割合をランキング形式で見ていきましょう。
第5位:炊事周り
夏休みに家で炊事する機会が増えることから、電気代がかかる部分です。炊飯器を使う際は、保温スイッチを切るようにしましょう。また、電子レンジは500Wなどの低いワット数で使うとよいでしょう。
第4位:テレビ・DVD
夏休みはついついテレビを見てしまいがち。テレビを見ない時はこまめにスイッチを切ることが節電に繋がります。
第3位:照明器具
夏は暑さを逃れ家にいる時間が増えるため、照明器具を使うことも多くなります。照明器具も意識してこまめにスイッチを切るようにすると節電に繋がります。
第2位:冷蔵庫
冷蔵庫のドアの開け閉めが増える夏。節電する場合は、設定温度を「強」から「中」に下げるのがおすすめです。冷蔵庫内にものを詰め込みすぎない、ドアの開閉を最小限に減らすのも効果的。
第1位:エアコン
エアコンを使わずにはいられない猛暑の2024年。無理せず節電を意識してエアコンを使うのがおすすめです。ちょっとしたお出かけ(30分以内)ならつけっぱなしにする、運転モードを「自動」に設定するなどの工夫で節電が可能です。
エアコンにプラスして節電&涼しくなる方法を試してみよう
電気代の値上がりに対応するためには、節電が大切です。だからといって、エアコンを全く使わないのは健康への負担が大きいのも事実。エアコン以外の電気製品の使い方を工夫して消費電力を抑える、エアコンの設定温度を調整するなどの省エネ対策をしている人も多いでしょう。
また、エアコンにプラスして部屋を涼しくする方法を取り入れるのも効果的です。主な対策には以下のようなものがあります。
- 直射日光を遮る
- 扇風機やサーキュレーターを効果的に使う
- 風鈴や打ち水で涼を感じる
- 動脈部に保冷剤を当ててみる
- 冷感マットや冷感インナーを活用する
- ハッカ油やミントなど清涼感のある香りを活用する
一度、試してみてくださいね。
おすすめ節電アイテム3選
ここからは、効果的な節電に繋がるおすすめのアイテムをご紹介します。
陽射しを遮って部屋を涼しく「サンシェード」
リビングなどの大きな窓は外の熱を室内に取り込み、室内の温度上昇の要因にもなる場所です。UVカット加工をした大きめの日除けを窓に設置すれば、通気性を保ちながら陽射しを遮って、部屋の温度が上がるのを防いでくれます。おしゃれな色味のものなら家の外観をそこねないので、取り入れやすいですね。ベランダや窓に簡単に設置でき、冬は霜よけとしても活用できます。
ichiori shade:1万7600円(税込)
冷蔵庫の開け閉めを減らす「保冷ジャグ」
飲み物の温度を保ってくれるポットは、温かいお湯やコーヒーを淹れる冬のアイテムと思いがち。でも氷を入れて冷たいお茶を入れておけば、しっかり保冷してくれて一日中冷たい飲み物を楽しめます。テーブルに保冷ポットを置いておけば、冷蔵庫の開け閉めを減らすことができ、節電にも繋がりますよ。毎日使うものなので、落ちついた北欧カラーや天然木の取っ手などおしゃれなものがおすすめです。
RIVERS サーモジャグ キート1600:6380円(税込)
効果的に部屋の温度を下げる「サーキュレーター」
エアコンを効率的に使って節電に繋げるには、部屋の空気を効率的に循環させることが大切。そこで活躍してくれるのが、パワフルに空気を循環させるサーキュレーターです。360度の首振り機能や室温に応じて自動で風速をコントロールしてくれるタイプであれば、節電しながら快適さもキープしてくれます。外出先からスマホで操作できるIoT機能で消し忘れも安心です。
EPEIOS Smart Circulator Fan Loop サーキュレーター:1万5950円(税込)
節電のために厳しい暑さを我慢するのは健康にも大きな影響が出てしまいます。便利なアイテムを取り入れて、快適な暮らしをキープしながら節電を行っていきましょう。
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