食いしん坊自慢の男たちも思わずたじろぐ!?◯◯の聖地・北九州の波打食堂に潜入!
目次
爆盛りメニューが人気の「波打食堂」。実は、とある食べものの聖地としても密かに注目を集めています。開店から閉店まで密着し、聖地の謎に迫りました。
福岡どこの何?クイズにもチャレンジ!
◯◯の聖地!? 波打食堂(北九州市若松)
今回のターゲットは、北九州市若松にある創業38年の「波打食堂」。迎えてくれたのは、店主の上野梅代ママです。
少しして、勤続歴20年のふるのちえさんが登場しました。
古くから愛される洋食メニューがずらり
波打食堂のメニューは、昨今の物価高にも負けず値段は据え置き。「カツ丼」(800円)や「ちゃんぽん」(800円)など、リーズナブルなメニューがそろいます。そんななかでも人気は「オムライス」(800円)や「カレーライス」(750円)といった、老舗食堂の定番・懐かしい洋食がメインです。
毎日仕込むママ特製カレー
特に、創業当時から変わらぬ味のカレーは、カレーライスはもちろんオムカレーやチキンカツカレーにも使われている人気の一品。
真心こめて手作り
さらに、付け合せのマカロニサラダなどの惣菜も一つひとつ手作りです。味噌汁もいりこからしっかりと出汁をとって作っています。
アットホームな空間
仕込みがだいたい終わったところで、お店がオープン。開店と同時に常連客が次々と入ってきては、他愛もない話に花を咲かせています。
お昼には、たちまち満席になりました。そんな、地元民から愛される「波打食堂」の真骨頂は何かと言うと……?
爆盛サービスに思わず息を呑む
普通盛りを頼んでも、そもそもデフォルトが大盛り(大盛りは+100円)。初めて注文した人は、思わず二度見するほどのボリューム! 屈強な男たちの胃袋もしっかりと満たしてくれます。
とにかく量が多いので、作るのも一苦労。なんと、あんかけを作るときにはお玉ではなく小型鍋サイズの柄杓を使うほどです。
なかでも、お客から「大盛りの横綱」と言われているのが「あんかけちゃんぽん」(750円)です。その理由は、ずばり「食べきれないほど量が多い」から。
普通盛りの器の直径が15cmに対し、大盛り(+100円)の器は直径25cm! 普通盛りが約760gに対し、大盛りは2kgオーバー! 食いしん坊な男性客たちも思わず目を丸くしています。
ニンニク飯の聖地!
波打食堂の料理は食べて納得、ニンニクがガッツリと使われているのが特徴です。焼き飯にもちゃんぽんにも中華丼にも、あんかけにも、カレーにも。とにかくニンニクを入れているのです。そう、波打食堂は「ニンニク飯の聖地」だったというわけです。
使うのは生ニンニクのみじんぎり。こうすることでパンチが効いた味になるのだそう。そして、この味を求めて肉体自慢たちが日々集います。
波打食堂の誕生秘話
波打食堂誕生の背景には、梅代ママの歴史がありました。波打食堂をオープンしたのは、ママが40歳だった頃。それまでスナックを経営していましたが、子どもたちから「水商売はやめてほしい」と言われたタイミングで食堂の話が舞い込んできたと言います。
食堂経営なんてしたことがないママ。どうしようかと悩んでいたときに、ふと「焼き飯やオムライスは子どもたちによく作っている味だからやってみよう」と思ったそう。ここから、女手ひとつで三人兄弟を育て上げたママの新たな人生がスタートしたというわけです。
そんなママの人柄のおかげか、訪れるお客も優しい人たちばかり。自ら進んでお皿を片付けてくれたり、撮影中のスタッフにお昼ご飯をごちそうしようとしてくれたりと、温かな雰囲気が流れています。
毎日すみずみまで掃除
波打食堂の閉店時間は午後3時。その後は1時間以上かけて厨房と客席を雑巾で丁寧に拭き上げるのが日課です。だから、厨房もピカピカ!
そんな頑張り屋さんの梅代ママ。実は3年前に大病を患い、手術のため3カ月ほど営業を締めていたことがありました。現在も体の痺れや脱力感などはあるものの、リハビリも兼ねて元気に厨房で腕をふるいます。
なんと、現在は孫が13人、ひ孫が22人もいるというから、さらに驚きです。そんな梅代ママの今の夢は「ギャル曽根さんに中華丼を何杯食べられるか挑戦してもらうこと」。
ギャル曽根さん、お待ちしています!
福岡どこの何?クイズ
誰もが知っている福岡のシーンから出題。福岡県民なら誰もがわかる!?
Q.福岡どこの何?
A.KITTE博多入り口のポスト
梅代ママの人柄も魅力満点な「ニンニク飯の聖地」こと「波打食堂」。大盛りメニュー、ぜひチャレンジしてみては!?
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