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店内にチーズ工房が!?博多駅エリアの話題店「THE ALLDAY ORTO」がすごかった

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2024年3月、博多駅筑紫口から徒歩4分ほどの場所に誕生した話題の店「THE ALLDAY ORTO」には、もう出かけましたか? こちらは2006年の開業以来、福岡のカフェシーンを盛り上げてきたカフェレストラン「ORTO CAFÉ」(渡辺通)の2号店。“ALLDAY”と掲げる通り、朝・昼・夜と1日を通して食事やスイーツ、多彩なドリンクを楽しめる、実に使い勝手の良いオールデイダイニングなんです。

福岡の魅力をギュッと詰め込んだ話題店

博多駅東 THE ALLDAY ORTO 店内

「オルト」とはイタリア語で「菜園」を意味し、天井が高く広々とした店内はテーマカラーのグリーンに彩られています。小石原焼の破片を混ぜ込んで仕上げたユニークな形のテーブルやベンチなど、遊び心を感じるポップでスタイリッシュな空間デザインも素敵。福岡東総合庁舎敷地の有効活用事業として生まれたビル「コネクトスクエア博多」の1階ということもあり、メニューの食材は福岡県産が中心で、食器やスタッフのユニフォームまでMade in 福岡にこだわっています。

店内には「チーズファクトリー」を併設!

博多駅東 THE ALLDAY ORTO チーズ工房

そして何といっても注目は、店内に併設されたチーズファクトリー。「ORTO CAFÉ」はこれまで、糸島、福津、宗像をはじめとする地元農家から届く旬野菜や果物、九州の食材にこだわったメニューづくりを続けてきました。パンやフレーバーバター、スイーツやドリンクに使うシロップ、ジャムなどを自家製する中で、もう一つ“手作りしたい”と考えていたもの、それがフレッシュチーズだったそうです。

代表の上永寿々加さんは、チーズファクトリーが生まれたきっかけや思いをこう話します。
「料理はイタリアンをベースにしていたので、お店でチーズを使うことが多かったんです。新鮮なおいしさを追求する中で、チーズも手作りできたらどんなに素敵だろう……と構想を進めて約6年。スタッフは東京のチーズ工房で修業し、当店にも職人さんをお招きするなど一から作り方を学び、遂に念願だった工房が完成しました。こちらでは毎日モッツァレラ、ブッラータ、リコッタチーズの3種類を製造しています。イタリアから輸入したチーズの原料・カード(凝乳)と、大牟田市「オーム乳業」の生クリームを合わせることで、とてもミルキーな味わいのオリジナルチーズができました。出来立てだからこその新鮮なおいしさを、様々なメニューで楽しんでいただけると嬉しいです」。

フレッシュチーズはテイクアウトもOK

博多駅東 THE ALLDAY ORTO テイクアウト

上永さんの言葉通り、メニューには自慢のフレッシュチーズを使った一品が勢揃い。嬉しいことに8月からはフレッシュチーズを使ったメニューがさらに増え、写真の3種のブッラータ(プレーン1,150円、ピスタチオ・イチジク1,250円)やモッツァレラチーズ(950円)のテイクアウト販売もスタートしました。ブッラータにナイフを入れると、中からはミルキーでコクのある生クリームとストラッチャテッラ(モッツァレラチーズの繊維状の部分)がとろ~り! 定番は「プレーン」ですが、濃厚なピスタチオペーストを合わせた「ピスタチオ」や、ドライイチジクの食感と甘味が広がる「イチジク」といった、福岡では珍しいフレーバーブッラータもあり、手土産にも喜ばれているそうです。

博多駅東 THE ALLDAY ORTO チーズ料理 博多駅東 THE ALLDAY ORTO チーズデザート

加えて「ホームメイドモッツァレラと季節のフルーツ 生ハム添え」(1,650円)などの、フレッシュチーズと季節替わりの果物を合わせた新メニューも見逃せません。
茶色のプレートに乗っているのは、“世界初なのでは!?”と話題のオリジナルデザートブッラータ「桃とベリーのレアチーズケーキ」(980円)です。中には旬の果物・レアチーズケーキ・ベリーソースなどが詰め込まれ、外はもっちり、中は滑らか。ジューシーで爽やかな味わいが口いっぱいに広がります。単品のブッラータとモッツァレラは終日注文できるので、モーニングメニューに組み合わせるのもおすすめですよ。

1日中おいしくて楽しい
料理、ドリンクが大充実!

博多駅東 THE ALLDAY ORTO ランチ

続いて、時間帯別のメニューもチェック! 8時から11時までは「モーニングプレート」(850円)などの朝食、11時から15時まではランチ、17時から22時まではディナーメニューを楽しめます。
写真は、昼と夜に提供している「ピタブレッドプレート(チキン&サーモン)」(1,430円)。店内で焼き上げている自家製のピタパンに具材を挟みながら味わうのですが、このピタパンは福岡の人気ベーカリー「パンストック」監修だそう。さらにコーヒーは「COFFEE COUNTY」監修で、久留米・太宰府にてシリコーンゴム製品の企画開発・製造を行う会社「SiNG」による深緑色のプレートもかわいい! 福岡の魅力が至るところに詰め込まれています。

博多駅東 THE ALLDAY ORTO ディナー

また、ランチやスイーツのイメージが強い「ORTO」ですが、ディナーメニューだってすごいんです! 「パンストック」監修の香ばしい生地で作る「赤玉葱とサラミ“ホームメイド”モッツァレラのフラットブレッド」(1,210円)など、お酒が進む一品も盛りだくさん。ワインは「とどろき酒店」のセレクトで、クラフトビールは糸島の「カモシブルーイング」と、一部の隙もありません。

博多駅東 THE ALLDAY ORTO 肉料理 博多駅東 THE ALLDAY ORTO 麺料理

もちろん、軽くつまめるものだけでなく、「チキンカツレツ on the “ホームメイド”モッツァレラ」(1,980円)などのメイン料理から、仕事終わりの夕食やシメにぴったりの麺料理もしっかり揃っていますよ。「“ホームメイド”ブッラータ on the ミートソース」(2,200円)は、パスタではなく中華麺を使用した新感覚の混ぜ麺です。ブッラータがソースやモチモチの麺に絡み、これはクセになる~!

博多駅東 THE ALLDAY ORTO ドリンク

そして極め付きは、オリジナルドリンクの数々です。「星野製茶園」の八女抹茶を使った「八女抹茶サワー」(700円)や「パイナップルモヒート」(900円)などの「クラフトカクテル」から、旬の時期に仕込んだ特製のあまおう氷がたっぷりと入るノンアルコールの「あまおうストロベリーソーダ」(700円)など、アレもコレも目移りしてしまいます。

博多駅東 THE ALLDAY ORTO 外観

ちなみに、店内のショーケースには「キャロットケーキ」をはじめとした自家製の焼き菓子やタルトも並んでいて……と、おすすめポイントがとにかく多くて語り尽くせません。博多駅エリアでおいしいものや居心地の良いスポットを探しているという方は、迷わず飛び込むべし! どんな気分の時でも「THE ALLDAY ORTO」は寄り添ってくれますよ。

店舗名:THE ALLDAY ORTO(ジ オールデイ オルト)
ジャンル:その他レストラン、カフェ、食物販店
住所:福岡市博多区博多駅東1-17-1 コネクトスクエア博多1F
電話番号:092-710-6779
営業時間:8:00~23:00(モーニング~11:00、ランチ~15:00、ディナー17:00~OS22:00)※第2・第4水曜はランチ、ディナーのみ
定休日:なし
席数:テーブル64席
個室:なし
メニュー:【朝】モーニングプレート850円 【昼】ピタブレッドプレートランチ1,430円【夜】ホームメイドブッラータのカラフルサラダ2,420円、チキンカツレツ on the ホームメイドモッツァレラ1,980円 【終日】ブッラータ ピスタチオ・イチジク 各1,250円、ブッラータ 桃とベリーのレアチーズケーキ980円
URL:https://www.instagram.com/thealldayorto

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この記事を書いたひと

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