薬院大通駅から徒歩3分の場所にある「皮焼焼鳥 サンバ」は、創業11年を迎える押しも押されぬ人気店。とり皮店が集まるエリアにありながら、名物のカリッ&モチッとしたとり皮を求めて多くの人が連日訪れる、忘れてはならない一軒です。
ドアをあけると店内はカウンターとテーブル席があり、なんだかほっとする小ぢんまりとした雰囲気。タイル張りの壁もあり、趣のある喫茶店のようなムードも漂っています。 店主の三塩高博さんは、とり皮の有名店「かわ屋」で10年間腕を磨いて独立。ユニークな「サンバ」という店名には、自身がサッカー留学でブラジルにいたとこから、「みんなでワイワイ、サンバのようにとり皮を楽しんでもらえたら」という思いが込められています。
席につくなり名物の「皮」(143円)を注文しました。一口食べると、外は軽やかなカリッと食感、なかはやわらかな弾力があり、醤油ダレの旨味がじゅわじゅわ~と襲ってきます。これが思わず唸ってしまうおいしさなんです!
素材には鹿児島や長崎といった九州の鶏の首皮を使用。「かわ屋」同様、焼いてタレに漬けて寝かせる工程を6日間繰り返し、一本一本に惜しみなく手間をくわえています。千葉の醤油をベースに、鶏ガラを加えた自家製タレは10年以上継ぎ足し続けることで旨味がぎゅっと凝縮。甘みがなくさっぱりと味わえるので、何本でもいけちゃいます。
次に頼んだのは、お店のサービス精神を感じる大ぶりの「ささみのしぎ焼き」(2本418円)です。ややレアに仕上げたササミを、わさび醤油の心地よい辛さが引き立てます。このわさび醤油に、付け合わせのキャベツをつけて食べるのもいいんですよね。
さらに串を追加して、左から順にいただきました。「ズリ」(143円)はしっかりコリコリ感のある力強い味わい。濃い旨味を楽しめる「セセリ」(165円)。脂がしっかりのった「バラ」(143円)。肉汁がしたたるような「とり身」(143円)どれもジューシーな焼き上がりで、職人の丁寧な仕事を感じさせます。
そして今回のお気に入りは「白ネギのバラ巻き」(297円)でした。ふっくら火が通り甘みが増した白ネギと塩っけのある豚バラは、思わずニンマリしてしまうほど好相性!
さらに串物だけでなく、「野菜のピクルス」(330円)や「冷奴」(330円)といったつまみ類もあるので時間を忘れて長居したくなります。最後はサービスの鶏スープでシメ。染み渡るような味わい深いスープに癒され、お腹も心もしっかり満たされました。
ジャンル:焼鳥
住所:福岡市中央区薬院4-18-9 サンセーヌ浄水1F
電話番号:092-524-9201
営業時間:17:00~OS23:30
定休日:不定
席数:カウンター8席、テーブル22席
個室:なし
メニュー:皮143円、ズリ143円、バラ143円、とり身143円、ノドナン143円、ダルム143円、とりもつ143円、セセリ165円、サガリ297円、トマト巻き275円、ささみのしぎ焼き2本418円、白ネギのバラ巻き297円、野菜のピクルス330円、冷奴330円、スープめし418円、
URL:https://www.instagram.com/kawayaki_samba/
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