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JA福岡市×中村学園大 アグリスクール 明光院昌子

新米の季節ですね♪9月21日(土)大学生アグリスクールが開講されました! 

 

 

 

 

アグリスクールはJA福岡市と中村学園大学の連携で10数年続いている取り組み。今年も6月に開講式、田植えから始まり、第3講の今回は稲刈りと勉強会。21人の学生が参加しました。18ヘクタールの田んぼには一面黄金色に実った県産米の元気つくしの稲穂が大人の腰下ほどにぐーんと成長していて、まさに「実るほど頭を垂れる稲穂かな♪」美味しく出来たよ~と!一斉にお米が頭を垂れて収穫の時を待っていました。

そんな中手刈り稲刈り体験が行われましたよ!初めて持つ鎌の扱いに戸惑いながらも「楽しい!」という声や、開始早々から「腰が痛い。明日身体バキバキになりそう~!」などみんな汗だくで頑張っていました。中にはTシャツ姿で、腕が痒くなってきました~と稲穂は皮膚に当たると痒くなる、そんなこと知らなかった~と色んな経験を肌で感じて学んでいましたよ!

 

 

コンバインでお米を刈る体験もさせてもらえた学生も。

 

 

 

稲の場所を把握しながら両手でレバーを操って進む難しさを感じると共に手刈りと比べてスピードの速さ、改めて機械のすごさも実感したそうです。

勉強会ではお米が作られるまでの過程や、食料事情。日本の食料自給率についてのお話もあり、みんな真剣にメモを取って学んでいました◎

 

 

 

今の時代は「お米買ってますか~?」という質問を学生にすると

自分で買っている学生が6割  実家から送ってくる・実家が米を作っている学生が3・4割 中にはお米を買わないって学生も1割いるそうです。コンビニおにぎりだけ。オール外食など便利になった今を象徴する日本の食文化のデータです。

アグリスクールに参加することで農業の大変さやそのお米を食べられるという感謝。そして日本の米作りの技術を感じ、スマホに触る時間を少しでも減らしてお米を炊いたり、一品でも和食を作ったり是非そんな時間を大切にしてほしいとJA福岡市 常務理事の冨永一郎さんはお話されます。

スクールに参加した学生からは、「生産者さんに対する感謝がより強くなった。」「これまでお米や野菜を実家から送ってもらえることが当たり前にすら感じていたけれど、今度実家の農業の手伝いに帰り、農業について話も聞いて見たくなった。」「これからは地場物産の食材を意識して無駄をなくし、かつ美味しく食べてもらえるそんな料理を作っていくのが私たちの使命だ!」などお米を大切に食べたい。お米love!と改めてお米の大切さを感じていました。

10数年続くアグリスクール、まさにこれぞ食と農業、学生をつなぐ食農ラ部の素晴らしい取り組みだと感じた今回の取材でした◎お茶碗一杯、一粒のお米を大切にいただきたいですね。

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