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JA北九 青年部・木原教茂さん 堀加寿美

今回は、JA北九青年部の木原教茂(きはら のりしげ)さん(44)の畑にお邪魔しました!

 

お喋り大好き・おぎやはぎの矢作さん似の木原さん!木原さんは先祖代々農家で、遠賀郡芦屋町の地で生まれ育ち、就農して20年になります。ご両親と一緒に赤しそをはじめ、ブロッコリー、キャベツ、年末年始に向けて金時人参を育てています。 

 

 

 

本来であれば今の時期、グリーンボウルが収穫時期を迎えているそうなんですが、実は今年は夏の暑さの影響でまだ収穫にまで至っていません。種まきや植え付け作業を2週間ずらして、やっとペースを取り戻してきたかと思いきや、さらに追い討ちをかけるように、最近になって大量の害虫が発生。その対応にも追われていて、今までのやり方では対応しきれないぐらいレベルの状況になってしまっているんだそうです。20年間農業をやって来てこれまでの被害は初めて。

 

 

収穫量が減ってしまうことで、市場価格が上昇し、我々消費者のお財布にも打撃があってつらいですが、木原さんはじめ全国の農家さんも収穫量が減ると、その分収入も減少してしまって来年の運転資金にまでも影響が出てしまうそうです。「今年は米騒動もあったけど“食べ物”というものにもう一度価値を見出してもらえると嬉しい」とお話してくれました。

厳しい状況の中、なんとか試行錯誤して日々作業を行っている木原さんですが、今までとは違うやり方で育てる方法を見出し始めたのが苗づくり。通常であれば種から苗になるまでは30日かけて育てて、それから畑に定植されるのが一般的ですが、40日ほどかけて大きく育てて定植させてみると上手く生育していくようになったそうです。 

 

 

 

さらに、木原さんの支えになっているのが、JA北九青年部の先輩同期後輩の皆さん。ご自身が8年前にアキレス腱断裂の大けがをして半年間入院したときも、誰にも何もお願いしていないのに青年部の皆さんが日替わりで収穫作業に来てくれたこともあったそうです。JA北九青年部の組織の強さには驚きです。色んな人と関われて、色んなものの見方が出来るようになったのも青年部の皆さんのお陰だと木原さん。

そんなJA北九青年部の皆さんと一緒に今、Youtube動画撮影にチャレンジしているそうです!

JA北九遠賀・中間支部青年部」の動画もぜひご覧ください♬

コチラ ➡ https://www.youtube.com/@ja4618 

 

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