福岡・行橋ではおでんにアレをかけて食べる?! 人気No.1の具材を決める「第1回福岡おでんダービー」開催
目次
おでんの恋しくなる寒い季節。全国にはさまざまなおでんがありますが、いったいどの具が人気なのでしょうか? 100人に街頭インタビューをして人気No.1の具材を調査しました。記事の後半では「福岡のハズさない店」を紹介します!
おでんで人気No.1の具材は?
「去年の冬家庭で食べた鍋料理」(※紀文・鍋白書データ)によると、58.9%でおでんが1位でした。それほど多くの人が楽しんでいるおでん。人気の具材はどれ?
気になる“出走表”はこちら。大根やたまごといった定番が勝つのか、番狂わせがあるのか?
100人中、街頭で20人まで聞いた結果はこちら。
やはり大根(6票)やたまご(4票)が強い! が、さまざまな具材がひしめき合っている。
おでん好きが集まる「炉端とおでん 呼炉凪来(コロナギライ)天神店」(福岡市中央区天神)では、お通しのおでんが550円で食べ放題!
ここで聞くと、もち巾着やこんにゃく、厚揚げ、昆布などさまざまな意見が集まりました。
続いて、大根好きの大将が営む屋台で調査をしていくと……
厚揚げ、たまご、大根などさまざまな意見が。
屋台「さつまや」で調査をしていると、なんと俳優コンビを発見! 宇梶剛士さんと岩元駿介さんでした。おでんでダイエットをするという宇梶さんは、もち巾着が大好きとのこと。
福岡・行橋のおでんスタイルとは?
「ちくわぶってわかりますか?」と関東ならではの具材をあげてくれたのは埼玉からの4人組。
ほかにも、静岡おでんの「黒はんぺん」や石川の「かに面」などさまざまなご当地具材があるんです。
福岡のご当地具材を求めて向かったのは、福岡県行橋市西宮市にある「三徳ラーメン」。1日に3度は注ぎ足すという豚骨スープのおでんが人気です。
特徴は、甘い味噌だれをかけて食べること! 一説によると、戦後まもなく名古屋から行橋市へ身を寄せた方が味噌だれおでんの店を開業したところ評判となり、ソウルフードに。
さらに、この味噌だれをラーメンにかけたり白ご飯にバウンドさせたりと、自由にアレンジしていました!
スジ、たまご、大根といった意見が集まる中、代表の安藤裕二さんは「ぎょうざ天」に一票。お店のぎょうざ天は、行橋の老舗の練り物屋が作ってくれていて、利益なしの値段で提供しているのだとか。
おでんの人気具材No.1、気になる結果は?
後半戦は、怒涛の大根人気。結果はいかに?
まずは、今回惜しくも着外となった具材たち。鶏肉やレタス、タコ、ちくわぶ、がんもどき、しらたき、まる天など実にさまざまな具材が登場しました。
そして、上位にランクインしたのは……
大根32票、たまご17票、厚揚げ10票、もち巾着7票、こんにゃく5票で、大根の勝利!
福岡ならではの新・変わりダネおでん誕生?!
2024年にリニューアルオープンした「おでんショップとし」(福岡市中央区赤坂)の人気メニューは、じゃがいもやブロッコリー、レタスなど洋風の具材です。
さらに、SNSでは変わった具材をのせる「ちょい足しおでん」がプチブームになっています。
そこで、番組きってのグルメスタッフがこの冬流行するちょい足しの具を検証!
博多っ子が大好きな「ごまさば」風に仕立てた「ごまさば風おでん」に、明太子を使った「明太バターおでん」。
そして3品目は、志賀島の名物「金印ドッグ」をイメージしてたまごやちくわをインした「おでんドッグ」!
検証した結果を、「おでんショップとし」の女将・岩村佳代子さんに報告したところ「すごくおいしそう。それぞれに良さがある」とお褒めの言葉が。「特に明太子バターは可能性がある」と好評価をいただきました。
ホンネでおしえて!福岡のハズさない店
街行く人々に、福岡のハズさないおすすめ店を聞きました。
「neshigan(ネシガン)」(福岡市中央区渡辺通)
「コアラクロッフル」(680円)は、多い日には1日に100個売れる人気メニューです。
波乱を見せた「第1回おでんダービー」でしたが、定番の「大根」や「たまご」が粘り強く走り抜けました。番組で紹介した変わりダネおでん、ぜひ自宅で試してみてください!
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