メインの料理だけでも十分ボリューム満点なのに、何かをプラスするとさらにバージョンアップするものを「プラスメシ」と命名!
第二弾の「プラスメシ」は、北九州市小倉北区にある「中華料理 侯記」に潜入してきました。
“ガチ中華”が味わえる「中華料理 侯記」(北九州市小倉北区清水)
向かったのは、JR南小倉駅のすぐそばにある「中華料理 侯記(ほうき)」です。「THE町中華」という店構えで、地元民からは「コスパがいい」「いつもお客さんが多い」と評判の声が続々。さらに「シェフも従業員も中国の方で、ガチ中華の雰囲気」なんて意見もありました。
店に入ってみると、確かに満席。しかも、女性客が多いようです。
台湾ラーメンに天津飯や炒飯がつくボリューム満点のセットが980円と、確かにコスパも抜群です。
また、メニューには「アワビの醤油煮込み」(5,800円)や「豚角煮」(1,580円)、「ワンタン刀削麺」(1,000円※ランチ価格)など、本場中国の料理がそろいます。
さらに、厨房ではガチの中国語が飛び交う店内。「ガチ中華」という噂もどうやら本当のようです。なんと、日本語がわかるのは店長のスウ・カイさんのみ。
侯記の厨房に潜入!
午前8時から料理の仕込みをするとのことで、日を改めて中国からやってきたワンオペシェフ・ホウさんに密着開始。日本語が話せないホウさんと中国語が話せないディレクターの取材は、果たしてどうなるのでしょうか……!?
聞くところによると、ホウさんの味に惚れ込んだ店長がホウさんをスカウトし「侯記」をオープンさせたとか。そんなホウさんの料理歴は中国で13年、日本で12年と確かな腕の持ち主です。
ホウさんをサポートするのは、店長の母・シンさん。厨房では、ホウさんとシンさんの中国語の会話が飛び交っています。
すると、店長から「朝ごはんはまだ?」と声をかけられました。「侯記」では、いつも従業員と朝ごはんを食べるのだそう。ディレクターもお言葉に甘えて「天津飯」をいただきます。
中華料理食べ放題! 驚愕のプラスメシ
そうこうしていると、あっという間に11時のオープン時間。平日の午前11時過ぎだというのに、店内はみるみる満席に。
「油淋鶏」(1,180円)や「エビチリ」(1,180円)、「エビマヨ」(1,000円※ランチ価格)など、次々と本場仕込みの料理を作るホウさん。
メニューを見ると「麻婆豆腐」(900円※ランチ価格)や「ニラレバ」(900円※ランチ価格)など、どうやら単品のみで定食はなさそう。しかし、お客の多くは「お腹いっぱいまで食べられる」とにっこり。
その秘密こそ、まさに「プラスメシ」。なんと、900円以上を注文するとついてくる「中華風サラダバー食べ放題」があるのです。サラダやからあげなど、全15品がずらり。もちろん、既製品は使わずにすべてホウさんのお手製です。キムチやザーサイといったごはんのお供も、ホウさんが愛情をこめて仕込んでいます。
ニラと卵、少量の小麦粉を使った、お好み焼きのような見た目の「中華風卵焼き」も人気です。
もちろん、炒飯も手作り。6人前の量のごはんを4回に渡って中華鍋で炒めたら……24人前の炒飯の完成です!
大充実のバイキングはなくなるのも早いのですが、もちろんそんなときには追加で作るのでご安心を。
なんと夜の営業にもバイキングは登場。さらに、メニューはお昼とは異なるので、昼と夜、2回にわけて訪れても楽しめそうです。売上に影響はないのかと聞いてみると、「お客さまがたくさんきてくれるから問題ない」とのことでした。
訪れるお客をみんな笑顔にするホウさんの夢は、北九州で自分の店を持つこと。応援しています!
あなたの身近にも「プラスメシ」があるかも?
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