JA粕屋 青年部 中村裕貴さんのあまおう 小山正代
今回は朝日とともに収穫に励んでいらっしゃる、JA粕屋青年部 中村裕貴さん39歳のあまおうハウスにお邪魔してきました!!古賀市にある中村さんのあまおうハウスの中は青々しい緑の葉と白い可憐な花に、真っ赤に色づくあまおうが顔を出していました。
あまおうを栽培しているハウスの広さは約1500坪(テニスコート7枚半くらい)。
立ったまま作業しやすいよう、高設栽培で栽培されているんですが一気に赤い実をつけるとなると、収穫が大変!!ハウスごとに収穫する時期をずらしています。
そのずらし方はというと、「苗を一度冷蔵庫に入れる」
イチゴは本来春の食べ物、農家の皆さんが工夫してクリスマスシーズンでも安定して食べられるようになっているんですね。!(^^)!
裕貴さんはあまおうを作り始めて18年。一年目は土がいいおかげでたくさんイチゴが採れたそうですが、2・3年目から収量が減り悩む事も。そんな時は同じいちご部会青年部の仲間に相談したり、先輩にもアドバイスをもらったりと周りの皆さんの知恵や経験を自分の土壌に持ち帰り品質も上げていくってかたちで品質や収量もよくなったそうです。
博多あまおう栽培は技術を囲まない。オール福岡!福岡県全体で! という意識の元、栽培されていて私たち消費者も安定したあまおうが食べられています。
そんな裕貴さんのいちごは多い時で一日千パック出荷します。今年からパック詰めのパートさんにも来てもらうようになりましたがそのパック詰めはパズルのようでした。
イチゴの形や色などの規格は51個に分けられていて、その規格を見ながらパックに収まるように詰められます。
一覧表のポスター。アイドルグループの顔写真のように並んで映っていますが正直私には違いが分からない物がほとんど( ;∀;)
この一覧表は毎年更新されるそうですよ。
この手間で家庭用・ケーキ屋さん用など選びやすいようになっているんですね。
収穫でお忙しい今ですが、なんと来年の苗作りも同時進行に進めていらっしゃるとか。
裕貴さん、引き続き作業頑張ってくださーい♪
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