PageTopButton

今年も9連休でお財布が寂しい!?お正月の平均支出額は一体どの位?

マイモ

年末年始は1年で最も支出がかさむ時期。物価高騰の今、年末年始にこれからどれくらい支出があるのか、昨年と比べどうなるのか気になりませんか?そこで今回は、年末年始の具体的な支出額や動向などを、総務省「家計調査」のデータから紐解きます。ぜひ自分の家計に当てはめて読んでみてください。

年末年始は一番お金がかかる時期。その理由は?

【画像出典元】「Shironagasukujira -shutterstock.com」

年末年始は忘年会、クリスマス、お正月...と出費の多い時期でもあります。その理由についてもう少し深掘りしてみましょう。

1年で最も支出が多い日は元日

総務省「家計調査」によると、1年の中で最も消費支出が多い日が1月1日です。2025年1月1日の消費支出を見てみると、その金額は約1万1041円。日常の日別支出が6000~8000円程度なので、金額が多いことがわかりますね。その理由の一つとして挙げられるのが「お年玉」。子どもたちにとっては嬉しい一日でも、財布には少し厳しい一日かもしれません。

1年で最も支出が多い月は12月

2024年度の総務省「家計調査」によると、2人以上の世帯の1カ月平均消費支出は約30万243円でしたが、12月は約35万2633円と5万2000円以上も跳ね上がっています。この支出増加の背景には、年末年始ならではのイベントや準備が関係しています。

例えば、忘年会での豪華な外食やクリスマスプレゼントの購入。さらに、正月の食材は特別感を求めて高級品が選ばれることが多く、普段の買い物よりも食費が増加します。そして、帰省や旅行となると、交通費や宿泊費が一気に家計を圧迫します。年末年始の特別な雰囲気が財布の紐を緩め、「年初めだから」と奮発する気持ちが支出を押し上げる要因となっているようです。

参照:家計調査報告

正月の平均支出額はいくら?

おせち
【画像出典元】「kasa-stock.adobe.com」

2026年、日本の会社の多くは1月5日から仕事始めというところが多いようです。そこで今回は、1月1日~4日までの支出をお正月の出費としてみました。直近2年のお正月期間の日別支出額を比較してみましょう。

表

2025年のお正月の平均支出額は、2024年とほぼ変わらず、わずか14円の増加に止まりました。物価上昇が続いている中で不思議な気がしますが、特に元日の出費が減っているのを見ると、“お年玉も節約”という世相を反映しているのかもしれません。

2025~2026年の年末年始は9連休!

【画像出典元】「Dilok Klaisataporn-stock.adobe.com」

昨年に引き続き9連休となる方が多そうな2025~2026年の年末年始。昨年は「奇跡の9連休」と言われたのですが、今回も長い休みでのんびりできる人が増えそうです。

年末年始は家計にとって大きなイベントであり、支出が増える時期です。物価高騰の影響も続いており食費や交通費の負担が増えますが、楽しい時期を思いっきり楽しむために無駄遣いを避けながらも、楽しいお正月休みをお過ごしください。

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう

この記事を書いたひと

マイモ

homePagefacebookx

今話題のお金に関するトピックから「くらし」の情報まで、ちょっとおトクでスマートなライフスタイルのヒントになるコンテンツを毎日お届けしています。