出演
電子情報科スペシャリストコース 2年 山本 健太くん
「誰にでもどこからでもできるクレーンゲーム」を作った山本くん。
誰にでもというのは、体の不自由な方でも、パソコンのカメラを見て、目で操作したり、
レバーで操作したりできるようなクレーンゲーム。どこからでもいうのは、
ゲームセンターに行くことが出来ない方でもインターネットを使って、
遠隔からでも操作することができるクレーンゲーム。どちらもが叶えられたクレーンゲームが完成しました。
パソコンのモニターには、クレーンゲーム自体と操作をしている人が映るようになっていて、
その人が目をつぶると、パソコンが認識し、片目をつぶっている時はクレーンが横に移動、もう一度目をつぶり、
また片目をつぶると次は縦に移動するという具合に、目を識別して、
ボタンを押さなくてもクレーンを動かすことができます。
テレビで身体の不自由な方のコントローラーを作るという特集を見て、
どこからでも誰にでもできるクレーンゲームを作ったら面白いのではないかと思い取り組むことにしました。
大変だったのは、目の識別がうまくいかなかったこと。髪の毛や鼻を目と識別してしまうなど難しく、
失敗を繰り返して出来上がりました。
仲間にも一緒に作ることを呼びかけるも計画の時点であまりの難しさに、皆が断念。
それでも1人で作り上げました。それだけ複雑なしくみのクレーンゲームは、城東高校生のやりたいを応援する
プロジェクト「ジェットエンジンプロジェクト」の厳しい審査に合格し、
お金の面など支援を受け作ることができました。授業とは関係なく山本くんが作りたくて作ったものです。
今、2年生の山本くん。「目を識別して動くクレーンゲームを作る上で、
画像を認識するプログラミングに興味が沸いたので、将来そういったものを作っていきたい。
プログラマーになり、ソフトウェアを作り作りたい。
色々なものを便利にして、新しいもの、このクレーンゲームのようにみんなに優しいものを作りたい。」と優しい笑顔で話してくれました。
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