【工業高校OBの声】筑豊製作所

社名：株式会社筑豊製作所

名前：寺本　健一さん

出身校：香椎工業高等学校機械科卒業

Q1.筑豊製作所について教えてください。
筑豊製作所は、建設機械や工場の中に入っているコンプレッサーなどの、整備、メンテナンスを行う会社です。例えば、コマツ建機やコベルコ建機のクレーン車、ローゼンバウアーの消防車、くい打ち機などの日本車輌製造の基礎機械、アリソン社のトランスミッションなど、様々な機械の整備、メンテナンスを行っています。お客様のニーズに合わせてより作業がしやすい機械を筑豊製作所がオリジナルでつくることもあります。社会のインフラの為にはなくてはならない大切な役割を担っている会社です。

Q2.仕事内容について教えてください。
　バスなどのトランスミッションの整備をメインで行っています。現地でパソコンをつないでの故障診断や、機械自体を工場に入れてバラバラにして、元の状態、使える状態に再生して、ユーザに届けるというような仕事です。バスのトランスミッションは、ネジも大きいものから小さいのまでたくさんあり、部品が多過ぎて何点あるか分からない程です。そんなトランスミッションを分解して、整備していきます。今は、説明書などを見ずに作業ができるまでになりましたが、そうなるまでには、多くの経験を積み、先輩に指導してもらいました。

Q3.仕事のやりがいについて教えてください。
　今は、自分が教える番。後輩の指導にもやりがいを感じています。みんないい子たちばかりで、若い子たちも育っている会社です。

Q4.工業高校で学んだこと、役立ったことについて教えてください。
　19年前の記憶になりますが・・・(笑)工具の名前を知っているだけでもよかったなと思います。新人の頃はやはり、「あれを取って、これを取って。」ということから始まるので、「スパナ」や「プライヤー」など、工具の名前を知っているからこそ、始めからスムーズに仕事を行うことができました。工業高校で習った溶接も役に立ちました。それを応用して整備をすることもできました。工業高校時代に資格を取っていたので、会社に入ってから資格を取るという手間も省けました。資格を持っているからこそ受けることができた講習もあり、感謝しています。

Q５.これからの目標を教えてください。
　今やっていることの知識をもっと深めていきたいです。そして、後輩たちの指導に力を入れていきたいと思っています。チームがうまく回る為の潤滑油の1人になりたいです。仕事もチームワークで頑張ります。

Q６.後輩へのメッセージをお願いします。
高校時代は、実習や勉強など、大変なことが色々あると思います。その中で、自分がなりたいことや、やりたいこと、もし、それが無くても何かやっていれば、僕みたいに何か出来るはずなので、頑張ってください！そして、筑豊製作所で待っています！！