北アルプスを中心にした自然や登山の歴史を展示している「大町山岳博物館」。
3階建ての建物の1階は山と人との関わり、2階は山の成り立ち・山と生き物、3階は展望室になっています。
案内してくださった大町山岳博物館・学芸員の関悟志さんがまず連れて行ってくれたのは3階!
「北アルプスを展示物のひとつと見立てて、借景という形でガラス越しに見ていただいてます」というのが
その理由。
お訪ねした5月下旬は新緑と残雪の季節。ゆえに雪形も見られる時期だったんです。
北アルプスの山肌の雪が融けていき、残った形が人や動物などに見える現象で、
これが農事暦にもなっているのです。爺ヶ岳には種まき爺さんが確認できました。
2階の山の生き物の展示は、歩き進めるとだんだん標高が上がるように作られています。
キジやタヌキ→ツキノワグマ→ニホンカモシカ→ライチョウといった具合。
ところでカモシカって牛の仲間だって知ってました?
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