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RKBラジオ「スナッピー」37万本が咲く感動のコスモス街道へドライブ

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こんにちは。RKBラジオのキャスタードライバー、蒲池みなみです。最近急に寒くなり、羽毛布団を出した私ですが、寒さに負けずにお出かけも楽しみたいですよね。そこで今回は、秋のドライブにぴったりな、美しいお花畑をご紹介します。10月21日の『Toi toi toi』で、久留米市北野町にある「コスモス街道」に行ってきました。

2.5kmのピンク絨毯!風に揺れる秋桜

スナッピー号に乗って現地に向かうと、陣屋川沿いの堤防に、ずらりとコスモスが咲き誇っていました。その距離、約2.5km!風に揺れるピンクや白のコスモスと、青空のコントラストが本当に綺麗で、思わず感動してしまいました。その数、37万本にもなるそうです。

この美しいコスモスは、地域のボランティア団体の方々が大切に育てています。今年は寒暖差が大きかったため、種まきを遅らせるなど、愛情と工夫を込めて育てたそうです。

50年前の願いが街のシンボルに

実はこのコスモス街道は今から50年前に、ある一人の男性の素敵な想いから始まりました。

当時、陣屋川沿いの堤防はゴミの不法投棄が問題になっていました。そんな時、川沿いに住む角光さんは、自宅の庭に咲くコスモスを見て、二つの願いを込めたそうです。それは、まもなく生まれるお子さんが「コスモスの花のように、美しく優しい子に育ってほしい」ということ「堤防からゴミがなくなってほしい」ということ。角光さんは、その想いを込めて堤防にコスモスを植え始めました。

最初はたった10mだったコスモス街道ですが、角光さんの素敵な想いに地域の人々が賛同し、「コスモス街道育成愛好会」として活動が広がり、今では2.5kmにもなる街のシンボルへと成長しました。この取り組みは、未来に残したい日本の花風景「池坊花逍遥100選」にも選ばれるほど、高く評価されています。

娘さんの門出を見守ったコスモス

さらにエピソードは続きます。角光さんの娘さんが嫁いだ日、満開に咲き誇るコスモス街道を白無垢姿で通り抜けたそうです。なんてロマンチックなんでしょう!そのエピソードにちなんで、コスモスパーク前のコスモス畑には、白無垢姿と袴姿の顔はめパネルも設置されていました。

10月25日(土)、26日(日)には、第40回となる「コスモスフェスティバル」も開催されます。このコスモスは、12月上旬頃まで見られるそうです。久留米市北野町のコスモス街道へ、ぜひ秋のお出かけを楽しんでみてください!

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蒲池 みなみ

スナッピー

出身地:大阪府 誕生日:2月18日 自己紹介お願いします 「わんこそば81杯、1か月に7県旅行」好奇心と行動力たっぷり!蒲池みなみです。 九州で暮らす祖父母に、九州のよかとこを聞いて育ちました。痒いところに手が届く「孫の手」のような伝え手になります。よろしくお願いします。