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【福岡 手みやげ】特別感も満点!福岡の人気店がつくる「辛子明太子」3選

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四季折々の特別な日に選びたい、大切な人へ心を込めて贈りたい――。それが「ハレの日の手みやげ」。こだわりのおいしさや作り手の思いが詰まった福岡の名品を紹介していきます。

第21回目の手みやげは、福岡土産の定番「辛子明太子」。博多駅や福岡空港、百貨店で購入できる有名メーカーの明太子もいいけれど、今回は知る人ぞ知る逸品をチョイス。福岡市内の人気料理店3軒がつくる、とっておきの辛子明太子をお届けします。

赤坂|さばたろう
弾ける粒感とまろやかな甘味が自慢!

トップバッターは、福岡屈指の繁盛店「藁焼 みかん」謹製の「自家製拓ちゃん明太子/さばたろう自家製明太子」です。今回は、系列店である朝・昼ごはんの専門店「さばたろう」へお邪魔しました。

「さばたろう」では、この自家製明太子を炊きたての土鍋ご飯と共に提供しており、店内の物販コーナーでも販売。食事をせずとも予約なしで明太子を購入できますよ。

※「藁焼 みかん」「赤坂こみかん」では、原則お店で食事をした方へ明太子を販売(要予約)。

「さばたろう自家製明太子」(冷凍販売)
2本入2,750円、3本入3,850円(箱・紙袋代込み)

【予約の要否】予約なしでも購入可
※店舗在庫に限りがあるため、複数点購入の場合は要問い合わせ・予約を推奨
(問い合わせ番号:092-406-4388)

【配送】可能。3本入をオンラインショップで販売
https://gohannotame.com

久留米の米農家に生まれ、京都の名門料亭「道楽」で腕を磨いた店主の末安拓郎さんが味を追求し、末安さんの奥様がひとつ一つ手作業で仕込んでいるというこの明太子。福岡県漁連を通して仕入れる高品質の「塩たらこ」を使っており、口の中で弾けるような粒感がたまりません。

そしてさらに、味の決め手となるのが無添加・無着色の漬け込みダレです。韓国・釜山で買い付けた香り高い唐辛子と利尻昆布に加え、熊本の東肥赤酒やリンゴの果汁も使用しているそうで、これがおいしさの秘密。塩気に角がなく、まろやかな甘味と旨味がぐんぐんふくらみ広がって、ご飯が止まらなくなります。

「藁焼 みかん」「赤坂こみかん」では「自家製拓ちゃん明太子」、「さばたろう」では「さばたろう自家製明太子」として販売されていますが、明太子の中身と桐箱は同じ。包装がそれぞれ異なります。「藁焼 みかん」「赤坂こみかん」はみかん柄の包装紙、「さばたろう」の方には紺色の掛け紙と紅白の房紐があしらわれ、専用の紙袋もおしゃれ!

「さばたろう」では明太子のほか、お店で使用している味噌やお茶、器なども販売されているのでグルメな方への手みやげを探すときにも重宝しますよ。

西中洲|日本料理 ながおか
粒感際立ち、ふわりと柚子香る洗練の味

続いてご紹介するのは、福岡随一の美食エリア・西中洲に店を構える日本料理店「日本料理 ながおか」の逸品。オランダのホテルオークラや博多の割烹など、様々な店で研鑽した店主・長岡周吾さんが丹精込めてつくる「自家製辛子明太子」です。

「自家製辛子明太子」(冷凍販売)
一腹(2本)3,240円(箱・紙袋代込み)

【予約の要否】3日前までに、電話にて要予約

【配送】数や場合により配送の相談可
※基本は店舗にて購入・受け渡し

使用するたらこは、最もグレードが高いとされる成熟した真子を厳選。皮が薄くふっくらハリがあり、一粒一粒が際立っています。たっぷりの漬け込みダレと共に梱包されているせいか、みずみずしく、粒がサラサラとほぐれていくような心地よい口当たりにも驚きました。

また、上質な日本酒、利尻昆布などの出汁素材、韓国唐辛子などで作る漬け込みダレは無添加・無着色。京都の黒七味と長岡さんの故郷・山口県萩市で収穫された柚子の果汁と皮を加えているのもポイントです。上品な風味とまろやかな旨味が広がり、最後にキリッと引き締まる塩気の塩梅も絶妙。

「日本料理 ながおか」ではコースを締めくくる土鍋ご飯のお供の一つにこの明太子が登場します。お店で使用している三潴郡大木町の合鴨農法による無農薬米に合わせてこの明太子をつくったというだけあり、ご飯との相性は言うまでもなく抜群。2025年9月にオープンした姉妹店「アテヤ 清と鶴松」では、お酒のアテとして楽しむこともできますよ。

厚みのある和紙と箱を組み合わせ、水引を掛けたパッケージも洗練されており、ハレの日の手土産にも最適。明太子のほか、しっとり柔らかく旨味たっぷりの「わかめじゃこ ふりかけ」(1袋・70g 1,080円)も販売されているので、一緒に詰め合わせても喜ばれそうです。

大手門|ごはんや 飯すけ
ふっくら大きく、濃醇な旨味が冴える

店舗より提供

そして、トリを飾るのは「福岡で魚定食を食べるならココ!」と多くの食通が太鼓判を押す人気店「ごはんや 飯すけ」で購入できる「飯すけ謹製 博多 王さま明太」。「飯すけ」といえば、2025年6月に開業した「おすしや飯すけ」も記憶に新しいですよね。この寿司店の横にある「飯すけ工房」で、明太子や魚の干物をはじめとする加工品を製造しています。

「飯すけ謹製 博多 王さま明太」(冷凍販売)
グラム売り(10円/g)※写真は1本(150g)1,500円、1本用の化粧箱165円

【予約の要否】予約なしでも購入可
※店舗在庫に限りがあるため、確実に購入したい場合は前日までに、複数点購入の場合は1週間前までに電話またはInstagramのDMで問い合わせ・予約を推奨

【配送】可能。3本セット(5,500円・送料込み)をオンラインショップで販売
https://gohanya-hansuke.stores.jp

「王さま明太」という名前の通り、たらこのサイズはまさに王さま級!1本がふっくらと大きく、粒がぎっしりと詰まっており、ひときわ存在感を放ちます。無添加、無着色の漬け込みダレは、削りたてのカツオ節と北海道産の切り昆布、韓国産唐辛子、味醂、醤油に加え、久留米「山の壽酒造」の日本酒を贅沢に使用。約5日間じっくりと漬け込み、できたてを1日空気に触れさせて“粒の張り”を作ってから真空冷凍をかけるのもこだわりです。

舌に優しく寄り添うようなしっとり感で粒感も上々。“濃醇”と表現したくなるような、深いコクとふくらみのある旨味を感じます。

ご飯やお酒のお供にはもちろん、粒感と味わいがはっきりしているので料理に使用するのもおすすめ。表面をサッと炙ってお茶漬けやパスタにトッピングしても美味です。「亜洲界世」では、飯すけ謹製の明太子をふんだんに使った「明太魯肉飯」も提供されていますよ。

金色の箔押し加工で、側面に博多織の献上柄をあしらった1本用の化粧箱も素敵。紙袋は用意されていないので、必要な場合は持参するのを忘れずに。

「ごはんや 飯すけ」では明太子のほか、年末年始に向けたお惣菜セットやふぐ刺し、お雑煮セットなどの予約も受け付け中です。気になる方はInstagramや公式HPで詳細をチェック!

この記事は積水ハウス グランドメゾンの提供でお届けしました。

店舗名:さばたろう
ジャンル:郷土料理、日本料理
住所:福岡市中央区赤坂1-5-11 アバンダント89 1F
電話番号:なし  ※WEBサイト(TableCheck)からの予約制
営業時間:朝食7:30~・8:30~・9:30~/昼食11:30~・12:30~・13:30~(各時間、一斉スタート)
定休日:火曜
席数:テーブル18席
個室:なし
メニュー:朝窯ごはん3,025円、昼窯ごはん3,245円、持ち帰り「さばたろう自家製明太子」2本入2,750円、3本入り3,850円
URL:https://www.instagram.com/sabataro2023
店舗名:日本料理 ながおか
ジャンル:日本料理
住所:福岡市中央区西中洲3-20 LANEラウンドビル1F
電話番号:092-406-9181 完全予約制
営業時間:18:00~OS20:30(水曜ランチ営業12:00~ ※その他曜日のランチは要相談)
定休日:日曜、ほか祝日不定休あり
席数:カウンター10席、テーブル10席
個室:2~10名
メニュー:季節のおまかせコース22,000円、日本酒1,100円~、グラスワイン2,200円~ ※サービス料1,100円

URL:http://shu-nagaoka.fukuoka.jp
店舗名:ごはんや 飯すけ
ジャンル:海鮮料理、居酒屋、定食・食堂
住所:福岡市中央区大手門3-3-24
電話番号:092-725-3366
営業時間:11:30~OS14:00/17:00~OS21:00
定休日:不定
席数:カウンター6席、テーブル26席
個室:なし
メニュー:【昼】刺身定食 2種盛り2,500円・3種盛り2,800円、焼きもの又は煮付けの定食1,500円前後~、お昼おまかせコース 上5,500円 【夜】刺身盛り合わせ1人前2,000円~、季節の天ぷら盛り1人前800円~、コース5,500円~ ※季節・仕入れによりメニュー、価格は変動


URL:https://www.instagram.com/hansukegohan/

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この記事を書いたひと

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