「リビング階段っていいの?」
「階段ってどこに配置するのがベスト?」
上記のように注文住宅における階段について悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
階段は単なる上下階の移動手段としてだけではなく、どこに配置するかで生活の快適性が大きく異なります。
そこで、この記事では、階段で後悔しないためのポイントについて詳しく解説します。設置できる階段の種類も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
注文住宅の階段で後悔しないためのポイント

階段をどこに設置するかで生活の快適性が大きく変わるため、後悔しないように以下のポイントに気をつけましょう。
設置場所をこだわる
階段の設置場所は後から変更できないため、慎重に検討することが重要です。
生活動線と家事動線に加えて、防犯性も意識して自分たちに合った場所に設置しましょう。
注文住宅における階段の主な設置パターンは、以下のとおりです。
- リビング階段
- 玄関ホール階段
- 廊下階段
それぞれのメリット、デメリットを理解したうえで、適切な場所に設置することをおすすめします。
冷暖房効率を考慮する
リビングや玄関に吹き抜け階段を設ける場合は、冷暖房効率を意識しましょう。
吹き抜け階段は開放的になるメリットがありますが、一般的に冷暖房効率が悪くなります。
断熱材や窓などにこだわり、住宅の断熱性を高める工夫が必要です。
また、プライバシーの観点から近隣からのぞかれないように窓の設置場所も考慮しましょう。
照明にこだわる
階段の照明は見た目だけでなく、安全性も考慮することが大切です。
一般的にダウンライトを採用されることが多いですが、影ができやすく、降りる際に足元が見えにくいデメリットがあります。
フットライトなどを活用し、足元を明るくする工夫が必要です。
人感センサー機能付きのフットライトを採用すれば、自動で点灯・消灯するため、夜間トイレに行く際に便利です。
また、掃除機やフットライト用のコンセントも忘れずに配置しましょう。
階段下スペースを有効活用する
階段下スペースはデッドスペースになりがちなので、有効活用する方法も考えておくことをおすすめします。
たとえば、収納スペースとして活用すれば、空間を有効活用しやすいでしょう。
また、リビング階段であれば、コンパクトなワークスペースとしても活用できます。
ただし、階段の場所によって適した利用方法が異なるため、確保できる高さなどを考慮して慎重に検討しましょう。
適切な階段幅を設定する
階段幅も快適に生活するうえで重要なポイントの1つです。
一般的な階段幅は75cmですが、冷蔵庫などの大きな荷物を運ぶ際には壁や手すりにぶつかる可能性があります。
また、将来介護が必要になった際も、80cm以上の幅があったほうが生活しやすくなるでしょう。
現状だけでなく、先々のことも考慮して適切な階段幅を設定しましょう。
注文住宅に設置できる階段の種類

階段には、さまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なるため、家族に合った階段を設置しましょう。
注文住宅に設置できる主な階段は、以下のとおりです。
直線階段
直線階段は、シンプルでストレートな形状が特徴で、施工費用を抑えやすい階段です。
荷物の持ち運びや掃除がしやすく、どの間取りにも合いやすいタイプといえます。
ただし、万が一落下した際に階段下まで落ちるリスクがあるため、スペースは必要になりますが、傾斜を緩やかにするなどの工夫が必要になります。
かね折れ階段
かね折れ階段は、途中で90度折れ曲がり、踊り場がある階段です。
踊り場によって、直線階段のように階段下まで落ちるリスクが軽減できます。
また、途中で90度折れ曲がっているため、視線が遮られ圧迫感が少ない階段といえるでしょう。
踊り場に観葉植物や小物などを配置して、おしゃれさを演出できます。
折り返し階段
折り返し階段は、途中で180度折れ曲がり、踊り場がある階段です。
踊り場を広くすれば、中二階のような空間にできますが、その分広いスペースが必要になります。
また、踊り場を最小限にした場合は閉塞感を感じやすいため、窓を設けるなど工夫が必要になるでしょう。
らせん階段
らせん階段は、1本の柱を中心に曲線を描きながら上り下りする階段です。
デザイン性が高く、省スペースでも設置できるのが魅力です。
おしゃれなショップなどで見かけますが、木造住宅で採用されることは少ないでしょう。
スケルトン階段
スケルトン階段とは、階段の骨組みと踏み板のみで作られている階段です。
踏み板同士をつなぐ蹴込み板がないため、光や風を通し、開放感のある空間が実現できます。
リビング階段で採用されることが多いですが、断熱性が低下することがデメリットです。
まとめ
今回は、階段で後悔しないためのポイントについて詳しく解説しました。
注文住宅における階段は、単なる移動のための階段ではなく、生活の快適性を左右する重要な要素です。
生活動線などを考慮しながら、自分たちに合った階段を選びましょう。
なお、RKB住宅展では、さまざまなタイプのモデルハウスを用意しています。
理想の住宅を作るうえでの参考に、ぜひ一度家族で見学してみてはいかがでしょうか。

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注文住宅、新築住宅、不動産仲介、投資物件の営業など約20年間、不動産業界に従事しました。現在は宅地建物取引士の知識を活かし、不動産専門のWebライターとして、注文住宅を中心に不動産関連の記事を主に執筆しております。
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