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バターチキンカレーの人気店が手がけるジャパニーズクラフトジンの専門店

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平成J-POPが流れる空間で体験するクラフトジンの最前線

GIN BEAT

福岡市中央区警固の「バタチキラバー」は、山﨑啓吾さん・かなさんご夫婦が2020年3月にオープンしたバターチキンカレーの専門店です。

バタチキラバー

調理担当のかなさんが本場インドで学んだカレーや副菜に和の素材をアレンジした"和印折衷"の一皿を目当てに、連日多くのカレーファンが訪れる人気店となっています。

GIN BEAT

「平成J-POPを聴きながら気軽にジンが楽しめるお店をいつか開きたいと思っていました」と語るご主人の啓吾さんが、「バタチキラバー」の夜業態として2024年6月にスタートしたのがミュージックバー「GIN BEAT」です。

まさにそのコンセプトのとおり、店内には懐かしの平成J-POPがBGMとして流れ、カウンターには啓吾さんがセレクトした国産のクラフトジンがずらりと並んでいます。

GIN BEAT

そもそもジンとは、ヒノキ科の針葉樹「ジュニパー」の果実(球果)である「ジュニパーベリー」で風味付けをした蒸留酒のこと。そして、ジンに風味付けをする素材のことを「ボタニカル」と呼び、近年、日本各地で生産されるようになったクラフトジンには、ジュニパーベリーに加えて、地元産の樹木や果実、お茶、スパイス、ハーブなどをボタニカルに使用したオリジナリティあふれる銘柄が増えています。

こうしたクラフトジンの個性を深く味わってもらうため、「GIN BEAT」では基本としてソーダ割り(ジンソーダ)で提供されています。

GIN BEAT

まず最初にサーブしていただいたのは、「昔も今もビール党」という啓吾さんがジンの魅力にはまるきっかけになったという『ニッカ カフェジン』。

ボタニカルに山椒が使われており、その鮮烈な風味が印象的な一本。後味のキレが良いので、ジントニックやマティーニといったカクテルベースとしても優れたボトルだといえます。

GIN BEAT

次にいただいたのは、福岡県久留米市の高良山竹林環境研究所が、静岡県にある沼津蒸留所の協力を得てリリースした『Bamboo Gin』。

高良山竹林環境研究所は「竹林整備を通じて宝の山『高良山』を次世代へ繋ぐこと」をミッションとして2022年に活動を開始。高良山の麓に広がる放置竹林の間伐を行うとともに、「くるめ高良山メンマ」をはじめとする竹を活用した商品販売やイベントに取り組んでいる団体です。

『Bamboo Gin』には間伐された竹と笹がボタニカルとして使用されており、その澄み切った清涼感は、筑後国一の宮「高良大社」が鎮座する高良山のイメージにも重なります。

ボタニカルを通して、こうした地域性に富んだストーリーやメッセージが伝えられるのがクラフトジンの大きな魅力です。

GIN BEAT

最後にいただいたのは、東京・虎ノ門ヒルズのビルの中にジンの蒸留設備を構える虎ノ門蒸留所の『日田の森のジン』。

大分県日田市で200年以上続く井上酒造の酒造りから生まれた清酒焼酎をベーススピリッツとし、割水には井上酒造の仕込水を、ボタニカルには酒造りの副産物である酒粕を使用。さらに青ゆず、紫蘇、山山椒、日田杉などの地元産品を加えて蒸留された、日田の文化、風土、植生が詰まったクラフトジンです。

そのネーミングのとおり、森の恵みが五感に響く印象的な一杯で今夜はお開きに。

GIN BEAT

「GIN BEAT」では、フルーツ系、ハーブ系、スパイス系など、飲みたいジンのイメージを伝えると、マスターの啓吾さんが複数のボトルを選んで紹介・説明してくださるので、ジンに詳しくない方でも安心です。

また近日中に、バタチキラバー監修の〆カレーをメニュー化予定とのこと。

「バタチキラバー」の営業状況などの兼ね合いで「GIN BEAT」は不定休となっていますが、開店日は毎月インスタグラムで告知されていますので、ぜひ確認のうえ、足を運んでみてください。

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